いつも、彼の聞き役に回ってしまい、自分の気持ちを飲み込んでしまいます・・

いつもありがとうございます。
カウンセリングサービス　服部希美です。

今日は面談デーなので、
鶴舞のカウンセリングルームに来ております

はじめて来られる方は、
外の様子に、ちょっとビックリされることが多いカウンセリングルームですが

（鶴の舞、という
ラーメン屋さんの横の通路から階段を上がっていただくとスグです！）

中は、とってもキレイなお部屋なので
カウンセリングの合間には、まったりと過ごせて快適なんですよね（笑）

今日の名古屋は、若干寒いぐらいでして
風が心地よくて、さらに快適。

なんだか、ブログを書くスピードも上がっているような気がします

＊　＊　＊　＊

さてさて、最近のカウンセリングで
めちゃくちゃよくお伺いするお話のひとつに

「つい、聞き役ばっかりになってしまい、
自分の話をすることが出来ないんです＞＜」

というものがあります。

これ自体が悩みとして、
ご相談いただくというよりも、

いろいろな生きづらさの中を探っていったとき、
出てきやすい心のパターンの一つ、って感じでしょうか。

聞き役を上手にできる、というのは

相手の気持ちを汲んだり、
寄り添ったりできる、ということですからね

それはそれで、才能だと思うのですが

（誰でも、話しにくい人に話を聞いてもらいたいとは思いませんから）

聞き役ばっかり、になってしまうと
問題も出てきちゃったりするんですよね。

例えば恋愛だったら・・

一方的に彼の意見に従うだけ、になってしまって
分かってもらえない気持ちから、孤独を感じやすくなっちゃったり

「何考えているのか、分かりにくい」って言われちゃったり＞＜

人に相談できないことで、
一人で問題を抱え込みすぎてしまったり

相手の依存を、引き受けすぎてしまったり

（相手の依存を引き受けすぎちゃうと、癒着の状態になるので、
相手が自分の境界線を越えてきちゃう、なんてことも。

いわゆる、
クレクレちゃん状態の人に標的になりやすい、といいますか。

もちろん、相手に悪気はないんですけどね～。。）

・・・自分でも「彼に合わせる、いい子ちゃん演じてるな」
って、罪悪感を感じちゃったり。

何のために生きているんだろう？とか
別に、ここにいるのは私じゃなくてもいいよねって、

喜びや楽しみも感じられなくなっちゃったり、なんてことも

とはいえ、そういう方って、

「じゃあ、今日はあなたの話を聞いてあげるから
なんでも話していいよ～」

って言われると、

遠慮しちゃう方って、多いと思うんですね＞＜

自分の気持ちを言えなかったりするんです。

その理由としては

自分の気持ちを話すことになれてない、だったり
遠慮することで、誰かを守っていたり、

恥ずかしさなんかは、もちろんなのですが、

こんなこと、言っていいのかな？って思っちゃうぐらい、
すご～～く自分の意見に自信がなかったり

劣等感が強かったり

いい彼女でいなければいけない、とか
相手の期待に応えなきゃ、というプレッシャーが乗っていたり

人前で恥をかく、ということがとっても怖かったり

否定される怖れが、強かったり

ものすごく、相手の顔色を窺ってしまったり

うまく答えよう、相手の正解を探そうとして
自分の気持ちを置き去りにしちゃってたり

自分のことは話さなくてもいい、って

寂しいし、辛いんだけど・・・
この状態が私のとっては、「マシ」の状態にある方も多いんです＞＜＞＜

（私にも経験があります）

・・・「マシ」や「楽」って
幸せ、とは限らないんですよね。

みなさんはいかがですか？

大切なあの人と
どんな関係になれたら、嬉しいでしょう？

この状態から抜け出して、

自分の気持ちも表現できて
相手の気持ちも尊重できる私、になるためには

かなり、勇気がいることでもあるのですが

実際に、話をすることにチャレンジする、が
とても有効ではあると思います。

カウンセリングや信頼できるお友達、彼など、
なるべく安心な場で、

話すことに慣れていく、
受け入れてもらうことに慣れていく

のが大切かな？って
私の経験から見ても思うんですよね。

あまり話すことに慣れていないと、

言葉といっしょに、
いままで飲み込んできた感情が出てきて

悲しい話をしているわけでもないのに
涙があふれてくることも多いんですが。

そこを怖れず、寄り添いながら
自己表現していくと、だんだんとハードルが下がっていきますからね。

（彼にお願いするときには、
「自分の気持ちを話す練習がしたいから、ただ、話を聞いてほしいな」って、
事情を説明してから、聞いてもらうといいと思いますよ

男性って、アドバイスしたくなっちゃいますからね。）

＊　＊　＊　＊

私自身、
人に自分の話をすることがとっても怖かった時期がありました。

当たり障りのない話は、それなりにできるけれど、

本気の悩みは、
親にもお友達にも、当時お付き合いしていた彼にさえ
相談しませんでした＞＜

（今から思うと、できなかったんですけどね）

人のご機嫌をうかがって
聞き役にばかり徹して・・・。

寂しさやむなしさを、
感じないように生きてきたように思います。

だから、その気持ちはわかる気がするんですね。

ですから、私のカウンセリングでは
とにかく話をお聞きすることを大切にしていたりするんですよね。

アドバイスとか、心理分析も大切なんですが・・

自分の気持ちを遠慮なく話す場がある！
どんな気持ちにも、寄り添ってもらえる、ってことが

この心のパターンを持っていらっしゃる方には
とってもとっても大切だ、ということが身にしみてわかるから。

セルフワークとしましては

まずは、自分の気持ちを書き出してみる
といいと思いますよ～

そのときには、
ネガティブな気持ちにもポジティブな気持ちにも

全部OKを出して、書きなぐってみてくださいね♪

あなたが自分の想いも大切にし、
大切な人とより分かり合える関係になるための

参考になれば幸いです。

PS:

たとえば、

自分の周りには、
自分の話をする人ばっかり集まっているから、仕方がないんです。

そんな状況にある方も、
心の奥底でこの状況を望んでいたり、することもあるようですよ

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