パートナー募集中の人は、「自分の居心地のよさ」を大切にしてみよう

自分のことは後回し！な、がんばりやさんの方って、

自分の感じる感覚が、
分からなくなっているときがあるんですね。

自分が、どういうときに

「心地が良くて、安らげるのか？」

実は、この「自分の感覚」をちゃんと自分が理解していないと、
自分に合うパートナーが近くに現れても、
見逃してしまう可能性があるんですね。

いつもありがとうございます。
カウンセリングサービス　心理カウンセラー服部希美です。

今日は、面談デーだったので
鶴舞のカウンセリングルームに来ているのですが

ご一緒した安田カウンセラーから、柿を
池尾千里カウンセラーからは、「みかん」をいただきまして・・

なんだか「おうちっぽい」居心地の良さを感じながら
この記事を書いています（笑）

（ルーム３と、みかんの図。）

実は私、このカウンセリングルームが大好きなんですね。

自分がクライアント時代に、はじめてルームに入ったとき
「なんて、居心地の良い空間なんだ！」とビックリしたんですよ。

うまく説明できないのですが

置いてある家具や、空気感が
自分の理想とする「居心地の良さ」と合致したといいましょうか。

その後、実家を出てアパートを探すとき
（東京から戻ってきて、一時期、実家暮らしをしていました）

この、カウンセリングルームのような
「居心地の良さ」をイメージして部屋を探したり

カーテンや家具も、似ているものを購入したりと・・
とてもいい影響を受けたんですよ。

それまでの私は、
家具も、服も、食べ物も

「べつに使えればいいでしょ」
「あるものでいいわ」

って思っていたんです。

でも「居心地がいい」ってこういうことなのか！

ということを実感したとき
日頃、地味にストレスを感じながら生きてきたんだということにも
気づかされたんですよね・・。

実は、この感覚って
ものだけじゃなくて「対人関係」にも言えることなんです。

「パートナー募集中の方」だけではなく、
対人関係全般において、

「自分にとって、心地が良い」という感覚を知っておくことで、
自分に合う人と仲良くなりやすいんですね。

でも、私もそうだったのですが、
「休む」「ゆるむ」のが苦手な「がんばりやさん」って、

「安らぎ・・・って、なに？」
「ホッとする・・・・って、どういうこと？」
「気を使って・・・ないつもりだったけど、してますか？」

なんて、どうも、自分の「心地良さ」に対して
鈍感になってしまっていることって多いんですね。

「この人は、自分にとって心地よい人なのか？」
「いっしょにいるときに、無理してないか？」

自分の感じていることが、分からないまま
人との関係を続けてしまうので

知らず知らずに無理をし続けてしまう、
なんてことが起きちゃったりします。

とはいえ、「居心地の良さ」を感じられないのにも、
理由があるんですね。

実はほっとしたり安心したりすると、心が緩んで、
普段抑圧している感情が、出やすくなるんですよ。

その感情が、いいものであればいいのですが・・

本当は、寂しい。 本当は、辛い。しんどい。
本当は、悲しくて、どうしたらいいか分からない。
本当は、助けて欲しい。あいして欲しい。分かって欲しい。

日頃、抑圧している感情が
「ぜったいに出しちゃダメ！」って思うものだった場合
出てこようとする分、さらに抑圧することになり・・
自分から「安らぎ」や「心地良さ」を遠ざけてしまったりするんです。

ですから、自分の気持ちを抑えて過ごしている方って、

ゆっくりした時間が苦手だったり
（お風呂に浸かる、とか、カフェでのんびり・・・とか）

お休みの日にも予定を作って埋めてしまう、
なんてパターンも多かったりするんですよね。

また、人と会うのがしんどくなってしまい、
休日は外に出ずに、ぐったり・・・なんてパターンも。

この場合も、心は安らげているのかというと・・・
とりあえず応急処置をしているだけの状態、だったりします。。

感情は解放してあげないと溜まっていくばかりで
生きづらさを抱えていくことにもなりますし、

「居心地がいいわ」と思える人と巡り合ったとしても・・
抑圧している感情に触れるのがしんどくなり、
遠ざけちゃう、なんてことが起きたりします＞＜

もちろん、悪気はないんですけどね。

（甘えられない、弱音が吐けないというのは
相手を思う愛情からきていたりしますからね）

ですから、「居心地が良いってどういうこと？」という方は

「自分がためこんでしまった感情」を癒してあげたり
「自分にとっての心地よさ」を感じられるものってなんだろう？って
アンテナを張って、発掘してみるといいんですよ＾＾

ちょこっと、遠回りに感じる方もいらっしゃるかもしれませんが・・

まったく無作為にパートナーを探すよりも、
自分の中のに、なにかしらの基準（自分にとって大切な要素）があったほうが、
気楽にパートナー探しに取り組めるようですよ。

参考になれば幸いです。