実は「寂しさ」には、いろんな種類がある。

いつもありがとうございます。

カウンセリングサービス　服部希美です。

今日は、寂しさの心理学です

寂しさ、って一言で言っても

実はいろんな「寂しさ」があり、原因があるんですね。

自分がどんな「寂しさ」を感じているのか？を知ることで、

いま現実に出てきている問題を乗り越えていくヒントになる事も多いんですよ！

今日は、カンタンに３つに分けてみました。

参考にしてみてくださいね。

①物理的に、ひとりぼっち。

たとえば、

一人暮らしをしている、とか。

「彼が仕事が忙しくて、なかなか会えない」とか。

大好きなペットと死別した、とか

学校などを卒業して、

お友だちと別の道を歩むことになった、とか。

失恋して、大好きな彼とお別れしちゃった、とか。

物理的に、孤立している
「ひとりでいるとき」、「ひとりになったとき」に感じる「寂しさ」。

いらっしゃると思いますが

大なり小なり、誰でも感じるものではないかな～？って

私は思うんですね。

こういう「物理的な寂しさ」は、

「人に会いに行ったり」「友達の輪を広げたり」

「新たに好きな人が出来たり」と、

物理的に、人と接触する回数を増やすことで、

満たされることが多いです。

もちろん、喪失感がある場合は、

傷が癒えてくるまで、ちょっと時間がかかるとは思いますけどね。

②心理的に、ひとりぼっち。

「ハードワークや、
お酒や買い物、食に依存してしまう」

「いつも、ひとりで頑張りすぎちゃう」

「自分で、自分を徹底的に嫌っている」

「人の顔色をうかがったり、遠慮してしまう」

ときにも

この「心理的な寂しさ」が原因だったり

隠れている場合が多いです。

こうった「心理的な寂しさ」から発生する生きづらさの事例って、

本当にたくさ～～～～んありますので、

また改めて、ご紹介したいと思います

③みんながもっている、寂しさ。

私たちは、へその緒を切った瞬間から

お母さんと離れ、ひとりの人間としての人生がスタートしますよね。

実は、そのときにはじめて、

私たちは「寂しさ」を感じる、と心理学では言われています。

そんな、

みんなが、もっている寂しさは

「自分の寂しさを受け入れ、人とつながるツールにする」ことで、

「人と共に生きる喜び」に変えていくことが出来ます。

それを受け入れるだけの、成熟さが必要ですけどね。

ですから、この寂しさは、癒すというよりも、

「嫌わずに、大切に扱ってあげる」「人と共有していく」といいですよね、

って、私はご提案したりするんですよ。