優しく出来ない自分に凹む、そんなあなたは優しい人。

お読みいただき、ありがとうございます。

カウンセリングサービス
心理カウンセラー服部希美です。

今日は、心優しき頑張り屋さんほど悩んでしまうお悩みについて
心理カウンセラーの視点から解説します。

「人に優しくありたい」

そう思ってはいても、
なかなか難しいものですよね。

つい、厳しい口調で誰かを叱ってしまった。
つい、そっけない返事をしてしまった。
つい、きつく当たってしまった。

そんなとき。

「どうしてあんなこと言っちゃったんだろう」
「どうしてあの時、優しくできなかったんだろう」なんて

すこし冷静になった時、
自分の行動や言動を振り返って

私って、優しくないなぁ・・・って
凹んでしまう事って、ありませんか？

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たとえば、
お仕事が忙しくて、てんてこまいのとき。

ちょっぴり、のんびりやさんの同僚は、
おしゃべりしながら、手がお留守になっている・・・。

「もー！　早くお仕事やってよー！」って

イライラして、不機嫌になっちゃったり、
注意する言葉が、ちょっぴりきつくなってしまった。

そして、忙しさが落ち着いてきたり、家に帰ってから、

あんなこと言わなきゃよかったなぁ・・。
私って、心が狭いなぁ・・・。
私って本当に、優しくないよねって思って落ち込むんですよね。

・・・カウンセリングの現場では、こんなお話を良くお聞きします。

ここで、自分の優しさや
愛情を誤解していらっしゃる方も、多かったりするんですよね。

心理学を学び始める前の私も、そうでした。

人に優しくできない自分って最低だわ～。
なんて、たくさん責めていましたね～。

でも実は、この心の状態って、

人への優しさがあるが故に、
自分を責めていると捉えることが出来るんですよ。

なぜかというと・・・

自分の中に「優しくしてあげたい」という気持ちがなければ、優しく出来ない自分を責めたりはしないんです。

つまり、今の状況というのは
あなたが「人に優しくない」のではなく

「優しくしてあげたいと思うのに、出来ない。」、つまり

「本来持っている優しさを、
充分に発揮できることが出来なくなっちゃっている状態」

だというだけなんですよね。

本当は優しい人なのに、優しくできない。
その原因は、人それぞれだと思います。

自分の優しさや
愛情を疑う気持ちをちょっと置いておいて。

「自分の心の状態」を、チェックしてあげてくださいね。

そして「あなたがもともと持っている才能を、
発揮しやすくなるため」に出来ること、
なにかないかな？って探してみてください！

自分を大切に扱ってあげることだったり、
自分の中の我慢を開放してあげることだったり、
自己嫌悪を癒してあげることだったり、
傷ついた心を癒してあげることだったり、

いろいろあると思いますよ～。

もし一人で思いつかなかったら、
カウンセリングなども使ってやってくださいね。

あなたが大切な人にも自分にも
優しさが向けられるようになりますように。

そして、支え合える関係性を築けますように。

応援していますね。

参考になれば幸いです。