いつもありがとうございます。
カウンセリングサービス 心理カウンセラー服部希美です。
今日は「誤解しちゃいやすい、男性心理」について。
同性でもそうなんですが、
相手の気持ちのすべてを理解する、ということは
とてもとても難しいことですよね。
人はそれぞれ、違いますから。
だからこそ、お互いに
「私はこう思うんだけど、あなたはどう?」って
お互いの気持ちをコミュニケーションし、よりよい関係を築いていくわけなんですが。
このときに「男女の心理の違い」で
すれ違ってしまったり、誤解してしまうことって多かったりするんですね。
たとえば私たち女性って、男性に比べると感情を感じやすいので
「気持ちを分かってもらえる♪」
ということが、 愛されていると感じるバロメーターだったりする方が多かったりします。
だから、自分がしてもらえて嬉しいように
大好きな人の気持ちには寄り添ってあげたい、とか
悩みがあるなら聞いてあげたい、とか
辛いときには力になってあげたい、って感じやすいのですが
実はね。
大切な女性が相手であればあるほど、弱音が吐けない男性って、多いようです。
それは、どちらが悪いということではなくて・・
男女の愛し方の違い、だったりするんです。
*
実は男性の愛し方って、私たち女性とちょっと違って、
大切な人だからこそ、自分のことで迷惑を掛けたくない。
大切にしたいから、心配を掛けたくない。
そんな風に感じて
出来る限り、自分だけで処理したほうがいいだろう、って感じるみたいなんです。
カウンセリングの現場で
男性の方のお話を聞いていると、
「カウンセラーには弱音を吐けるけど、奥さんには無理!」
「女友達には相談出来るけど、彼女には言えないですね」
なんてお話をね、お聞きすることも多かったりするんです。
あ、もちろんそれは
奥さんには内緒にしておきたい秘密の関係、とか
そういったものばかりではないですよ^^
けっこう、仕事が辛いとか。
プレッシャーがかかっているとか。
上司と揉めているとか、親との関係がうまくいっていないとか。
それは男性の「責任感の強さ」からくる愛し方、みたいです。
*
でも、ひとりで耐え、
処理しようとしている男性を見ていたり、
お友だちには相談するのに、
自分にはしてくれない彼を見ていると
「私って、彼に信頼されていないのかなぁ」とか、
「本当に愛されているのかなぁ」
「私ってお役にたてているのかなぁ」って
私たち女性側は「無価値感」を感じちゃったりしませんか?
「どうして頼ってくれないの?」
「私だって、力になりたいのに」
目の前で辛そうな彼に何もしてあげられない・・
という無力感を感じるのも、とても辛いものだったりします。
大切な人だからこそ、その苦しみを分かってあげたい。
大切な人だからこそ、迷惑を掛けたくない。
どちらも愛しているんだけれど、愛から愛情がすれ違ってしまう、ということは、ちょっと切ない話ですよね。
*
こんなときには、
あなたが女性側だったらば
「相手なりの愛し方があるのかもしれないなぁ」という理解をもち、
無価値観の罠にハマらないこと。
そして、「私にできることがあったら、言ってね」
ってコミュニケーションを取り、見守りながら待ってあげるといいと思います。
受け入れ態勢を整えるためにも、
自分の心に余裕を持ち、毎日を笑顔で過ごせるよう
自分自身もケアしていくことが大切ですね。
もしも男性側だったら
あなたがひとりで抱えて苦しいお悩みがあるとするならば
彼女の愛を信頼し、自分の弱さを見せる勇気をもってみることをオススメします。
全部でなくて構わないですし
小さなことでかまわないので、すこし彼女を頼ってあげてくださいね。
弱音はハードルが高すぎる!という方は、
まず、カウンセラーから自分の気持ちを伝える練習をしたり
愛してるよ、とか、
ありがとう、とか、
おまえのおかげだよ、とか。
日頃の感謝の気持ちを伝える所から
練習してもいいかもしれません。
まぁ、そっちの方がハードルが高いよ・・という話もありますが。
よろしければ、参考にしてみてくださいね。
*
「男性心理」「女性心理」と言っても、
あくまでケースバイケースですので
すべての男性・女性に当てはまるわけではありません。が、
すこし頭の片隅に置いておくだけで
誤解やすれ違いが防げることって多かったりしますよ。
個人ケースが知りたい方は、
カウンセリングなどを使ってみてくださいね!
参考になれば幸いです。
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