いつもありがとうございます。
カウンセリングサービス 服部希美です。
カウンセリングでは
「いい人に出会えません」
「いい人はもうとっくに相手がいるんです」
といった、悲痛な声をお聞きすることがあります^^;
だから、理想を下げて
「この人だったらまだいいだろう」と思う人と付き合ってみるけれど
いまいちなところばかりが見えてくる。
そのうちに、相手は悪い人ではないんだけれど
不満ばっかりが溜まってきて
「なんで私ばっかりがリードしなきゃいけないわけ?!」
「私は男性から愛されたいのよ!」
そんなふうにイライラしちゃうのですよね、と。
そういう方の理想のパートナーをお聞きするとね
確かに周りからも人気がありそうなタイプだったりするのですが・・
私はね、高望みはしていいと思うんですよね。
だって、パートナーって
お付き合いするのがゴール、結婚がゴールではないわけですよ!
その先も、いっしょに生きていきたいと思える人の方がいいですよね〜^^
で、こういうときに大切なのは
「あなた自身が、自分の本質や価値を受け取ること。」と
「昔から繰り返しているパターンを手放していくこと。」なんですよね。
*
引き寄せ、と書くと
なんだか胡散臭いなと感じる方もいらっしゃるかもしれませんが・・
結局人と人って「本質的な部分」で惹き合うのかなと思うのです。
水が合う、といいますか・・。
たとえばですが、
「人の役に立つ私は愛される」
「役立てない私に価値なんてない」
と思っているときって、
友人、パートナー、お仕事・・
ありとあらゆるところで「お役に立てそうなところ」に寄って行きがち、だったりしません?
手のかかる彼・・
周りから浮いている彼・・
環境劣悪・サービス残業当たり前な職場・・
自分1人にのしかかる責任・・
「まったく。私がいないとダメなんだから」
・・・・。身に覚えがありすぎて胸が痛いですが!
頭では「そんなの嫌!」って思っていると思うのです。
私だって大切にされたいのに!みたいな^^;
でも逆に、自分よりも素晴らしく
役に立つ隙がない人には恐れ多くて近づけない。
高待遇であったとしても
ここにいてもいいのかな、と感じて尻込みしてしまう。
いつか、こんなダメダメな自分がバレてしまって
見捨てられてしまうのではないかと、不安になる。
「愛されたい」と思う反面
「苦労をしないと愛されない」という恋愛に落ち着いてしまう。
こんなことを繰り返してしまうことって、少なくないのかなと思うわけですよ。
*
恋愛を始めとした「対人関係」でうまくいく相手って
話している時、所作、表情、会話の内容などなど、なにかしらで
「あ、なんかいいな」「なんか水が合うな」って感じる相手とだと思うのですね。
もちろん、テクニック論もありますが
「なんかいい」と「双方」が思えた時に、2人の距離が縮まっていく。
これは対人関係の基本、だと思うのです。
で、このときに
ご自身の「誠実さ」に、ちゃんと自信を持てたとしたら・・
さっきと真逆のようなことが起きるのです。
「誠実な自分には、誠実な男性がふさわしいよね。」
「思いやりのある私には、思いやりのある男性とご縁があって当然だよね。」
自分と同じような誠実な人を見つけたり
誠実な人に見つけてもらうことも、増えてきて
ご縁が繋がるようになってくるんですね。
そして誠実なお相手というのは
お仕事にも実直に取り組んでいらっしゃったり
周りからも信頼されていたりするので、
わざわざ「ハイスペ男子」を追いかけ、狙っていかなくても
結果、お相手が周りの人が羨むような人とマッチングする、みたいな
好循環が起きたりするんですねー。
また、自分の良さや素晴らしさをきちんと認めることができると
「私にも素晴らしいところがあるんだから
人にも素晴らしいところがあって当然だよね。」
こんなふうに、周りの人のいいところをいっぱいみれたりするんですよね。
そして、自分の中の誠実さも使って
「あれ?この人ちょっと合わないかも」という違和感にも気付けたりします。
ある意味、攻めも守りもばっちりになるという(笑)
おすすめの方法だったりもします。
*
で、ですよ。
こういうことを書くと
「自分を好きになれないから、困っているんじゃないですか」
「自分にはいいところなんてありません!」というツッコミがね
ネットを通して、聞こえてくるような気がするんです・・^^;
もっと頑張れって言ってるんですか?
そんなふうに聞こえちゃう人もいるかもしれません。
でも、その発想自体がね、
自分は素晴らしくないという誤解から発生しているんですよね^^;
そして、その方なりにそう感じる理由があったりもするわけです。
たとえば、
「誰かから言われた一言」で「自分は可愛くない」と思い込んでしまっているケース。
仮にあなたが子供時代に、お友達から
「可愛くない」といじめられた悲しい経験があったとしましょう。
そんなことがあったら、すごく傷ついちゃいますよね。
私って可愛くないんだ。みんなにそう見えているんだって。
でもね、それは事実ではないんです。
そのときのお友達の「主観」でしかないんですよね。
そしてね「可愛くない」と言った理由も
そのお友達自体が、抱えきれないストレスを、
あなたにぶつけてしまっただけなのかもしれないし
羨ましさからの裏返しだったかもしれないし、
人の気持ちを思いやることに対して、とても未熟だったから、だったり
あなたの価値とイコールではないことがほとんど、なんですよね。
でも、純粋な方ほど
そういった経験をひとつひとつに胸を痛めて
「私は愛されない」「私は可愛くない」と誤解してしまうのですよね。
そして「そんな私は愛されない」というパターンを作り出し
現実でも、似たような状況を作り出してしまったりするのです。
*
・・・でもね、私はこうも思うんですよ。
大好きなお友達にそんなことを思われていただなんて。
そこで傷ついたとしたら、あなたはどれだけお友達思いだったのでしょう。と。
そしてね。
可愛くない、って言われて悲しくなっちゃった。
あなたが女性としての魅力や本質を持っていたからこそ、
当時、そこまで傷ついちゃったのではないでしょうか?
あなたにはお友達を思う優しさもあり
そして、可愛くありたいと願う、とっても女性らしさ溢れる女性ですよ。
そしてその愛情で、男性を幸せにすることだってできる。
そんな女性だと思うのですよ。
「私は女らしくない」「可愛くない」
「私は大切な人を幸せにする力なんてない」って誤解しちゃっていませんか?
*
かつての経験から「私は愛されない」「私は可愛くない」と自分は思っている。
でも、本当はすでにあなたは「可愛くて健気な女性」であり、愛されるにふさわしいこと。
この「認識のズレ」が、悲しい恋愛の元にあることが多いのですね。
「なんで彼は私のことを大切に扱ってくれないんだろう」そんな恋愛を繰り返している時には
「なんで私は大切に扱ってくれない男性を選んでいるんだろう」という問いのほうが大事ですよ^^
そろそろね。
大事に扱ってあげましょうね、自分のこともね^^
あなたは、とても大切な存在ですよ。
あなたが大好きな人と幸せな関係を楽しむためにも^^
自分のこと、見直してみてくださいねー。
参考になれば幸いです。