私たちは、自分の人生を歩みはじめたとき。
「周りに、どうみられているんだろう?」って、
人の目を気にしてしまったりしますよね。
とくに周りの人の「嫉妬」が怖い、というお話を良くお聞きします。
世の中には、いろんな人がいて、
自分の価値観から、いろんなことを言いますからね。
自分のことを応援してくれる人もいれば、
自分の劣等感から、あまり面白くないなぁと感じる人もいると思いますが
自分の良さを発揮し出して、表舞台に出はじめると、
「嫉妬を引き受けるだけの器」を求められることが多いようですよ。
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いつもお読みいただき、ありがとうございます!
カウンセリングサービス 心理カウンセラー服部希美です。
突然ですが。
某!有名芸能人さん達が
立て続けに、結婚を発表しましたね~。
すごく失礼な話なのですが。
ある意味「独身男性代表」になっていた、芸能人さん達の結婚報道に、
特別、彼らのファンではない方でも、
ビックリされた方も多かったのではないでしょうか??
とても人気があり、影響力の強いお2人ですから、
お相手の女性に嫉妬しちゃうわ~・・なんて方も、いらっしゃるかもしれませんね~。
ということで、今回のテーマは・・・
「嫉妬を引き受ける覚悟を決めてみる。」
嫉妬=向かい風
彼らのお相手の方が、
どう感じていらっしゃるのかは、私には、知る由もありませんが(笑)
「結婚」や「夢の実現」だけに限らず、
私たちが「誰かの望む人生」から「自分の人生を歩もう」とシフトチェンジを試み、
一歩踏み出した時、「向かい風」が吹いてくることが多いんですよね。
その「向かい風」として表れやすいのが、「嫉妬」。
自分でも「そうだよね~・・そう思われちゃうよね」って、
思っちゃうようなことを、ズバッとつかれちゃう場合も多かったりして
ペッコリと凹んでしまう><なんてことも、あったりしますよね。
そこで怖くなって、後ずさってしまうことも多いのですが、
実は、こんなときって、
自分の中の本気を問われる場面でもあったりするんです。
「それだけの信念が、あなたの中にあるの?」 って。
嫉妬も成功も丸ごと受け入れる=コミットメント
「しゃーない!!その嫉妬も、引き受けてやろうじゃないの!」
って、覚悟を決めてみるといいかもしれません(笑)
引き受ける、といっても、
相手に何かしなさいとか、競争しなさい、いうことではなくて。
むしろ、その逆といいましょうか。
「嫉妬されちゃうこともあると思うけど、
それでも私は、自分の人生を歩む。」
って現状を受け入れ、
嫉妬に捉われずに、前に進む!と決めるだけ、なんですよね。
心理学用語で、
「決意する、覚悟を決める、肚をくくる」ことを
「コミットメント、コミットする」といいます。
実はこの「コミットメント」の力って、ものすごいんです。
不思議なんですけどね、
自分の心の状態って、周りにちゃんと伝わるんですよ。
ですから「嫉妬さえも、引き受ける覚悟」を決めて、
コツコツ行動に移し始めると
あなたの中の「コミット」が伝わって、
真の理解者や、応援の手が伸びて来やすいんです。
そして、いつのまにか・・
「嫉妬」が気にならなくなっていたり、
いつのまにか、応援されていた!な~んてことが、起きたりするんですよね!
嫉妬で足を引っ張られる時には、コミットが求められている
私も、たくさん経験があるのですが、
「嫉妬されないように」隠れてみたり、引っ込んでみたり、
「いやいや、私なんて」と、自分を下げてしまうと、
「あなたは持ってるじゃないの!何言ってんのよ!」って
余計に、相手の嫉妬心をあおっちゃったりするんです・・・。
(「嫉妬」って、されることは仕方がないのですが、
嫉妬をあおっちゃうことで、こじれる原因になっちゃうことが多かったりするんです><)
無自覚の場合も多いですし、
双方ともに、悪気はないんですけどね~。
嫉妬を引き受けてあげることが出来ると、
こういうすれ違いで傷つけあうことも、極力、減らすことが出来たりするんですよね。
嫉妬されるということは、あなたの価値を見られている
嫉妬、という感情は
「あなたは素晴らしいけれど、私には、あなたのような価値がない・・」
という誤解から生まれます。
ようするに相手から、「価値を見てもらっている」んですよね。
ですから「嫉妬をされちゃう」という方は、
それを引き受けるだけの価値も、器ももっていますし、
本当は、嫉妬しちゃう人にも
自分と同じだけの器があるはずなんですよね。
(私たちは、自分にない価値は、感じられませんからね♪)
ですから、その人たちの「ビジョン」になってあげるつもりで。
みんなからみてもらっている価値を、受け取るつもりで。
何度も、何度も、「コミットメント」を
意識してみていただけたらなぁと思います。
それでも嫉妬されやすい人は「自己肯定感」に注目してみる
あまりに嫉妬に振り回されてしまう、怖すぎる、というときには
自己肯定感が低すぎたり、癒着や共依存の問題が隠れていたりします。
そんなときには、自分の心を癒すアプローチも有効だったりしますよ。
どうぞ、カウンセリングなどもお使いくださいね。
あなたが、あなたの望む人生を歩む、
参考になれば、幸いです。