別に、私はなんにも思っていないのに、
「何を考えているのか、分からない」って言われたり、
怒っているようにみられちゃうことが多いんですよね><
これって、どうしたら直りますか?
カウンセリングの現場では
こういうお悩みって、良くお聞きするんですが、
対人関係だけではなくて、
婚活など、あらたな出会いを求めている人にとっても、
けっこう重要な問題になってくるのかな?って、思うんですよね。
だって、第一印象で「いいな~」って思ってもらう確率が
高いに越したことないですから。
いつもありがとうございます。
カウンセリングサービス、服部希美です。
今回は私たちの対人関係において
けっこう影響を与えている「表情」の視点から
「ケース別:印象力UP」について書いてみたいと思います。
とはいえ、です。
無理やり笑いなさいよーとか。
印象UPのために、おおげさに表現しなさいよーとか
なんていうんでしょう、
心にウソをつくような方法ではなく
へー、なるほどな。
じゃあ、私はこのやり方で取り組んでみようかな。
そんな風に自己診断のように
活用していただけると思いますので
ぜひぜひ最後までお読みいただけたらと思います!
+++
「表情」って、けっこう大切ですよね。
心って、目に見えないものですから、
心の動きが表現されやすい「表情」や「雰囲気」をみて
「感情を読み取る」ということを、私たちは自然とやっていたりします。
私たち、心を扱うカウンセラーも、
クライアントさんの表情などから
「いま、何を感じていらっしゃるのかな?」って感じとり、
カウンセリングを進めていったりするんですよ。
(お電話のときには、声のトーンや間から察したりも
あくまで「察する」だけなので、逐一、確認していきますけどね!)
実は私たちは、普段から
言葉だけではなく
表情や服装、声のトーン、雰囲気など、
「言葉」以外のものでも、コミュニケーションを取っています。
(心理学用語では、非言語コミュニケーション、とか
ノンバーバルコミュニケーションといいますね。)
で、
言葉を含め、あなたが周りに与える印象と、
自分の内面とが一致していればいいわけなのですが、
そこに「大きなズレ」が発生してしまうと、
誤解が生まれてしまったりするわけです。
とはいえです。
ここで「じゃあ、表情豊かになる練習をしましょうね!」と、
笑顔の練習をオススメするだけでは、ちょっと芸がないので(汗)
(もちろん、それはそれで、大切なんですけどね!)
今回は、心的原因から
アプローチする方法をいくつか考えてみました。
本当に人それぞれだと思いますし、
可能性としては、書ききれないほど出てくるのですが、
参考にしてみてくださいね。
① 本当に、なにかしらに怒っている。
誤解ではなくて、怒りを抱いている場合も、実は多いんです。
自覚はなかったりするんですけどね。
だんまりしたり、無表情でいるときには、
「ひきこもり」という形を使って、怒りを表現している場合があるんですね。
怒りは、直接目の前の人に対してではなかったりもするので、
なかなか分かりにくかったりもしますが、
「どうせ、この人もわかってくれないんでしょ~」なんて感じている場合、
その怒りが伝わっている場合が多かったりします。
対処法:怒りの大元を探り、癒してあげる。
② 表現することが、恥ずかしい。怖い。
自己嫌悪などから、自分を無意識に隠そうとしてしまう。
そうなった原因はいろいろありますが、
自分を表現することに慣れていくことが大切ですね
ちょっと恥ずかしいな・・と思うぐらいから、
チャレンジしていくといいと思いますよ。
(女性だったら、ファッションを変えていくという手もあります)
人見知りだったり、恥ずかしがり屋さんの方は、
自分に意識が向きすぎている場合もあるので、「場を楽しむ」ことに集中するといいかも。
対処法:自己嫌悪を減らしていく。恥ずかしさに慣れていく。
③ 感情を抑圧していて、感じられなくなっている。
辛い、悲しい、しんどい、など
何かの感情を抑えていることで、喜びまで感じられなくなっている場合など、
心の動きが少ないとき、表情が希薄になってしまうことがあります。
こんなときには、抱えている心の荷物を降ろしてあげたり、
喜びや楽しみで、心を動かす練習をしてあげるといいと思います。
対処法:心をほぐし、動かす練習をしてあげる。
④感情表現をしちゃダメ!と感じている。
「もっと静かになさい!」なんて小さいころに怒られて、
「押さえなきゃいけないんだ」と思い、大人しい子になっちゃった><
なんて方は、その誤解を解いてあげるといいかもしれません
また、たとえばお父さんが寡黙な人だったり、
お母さんが激情派(笑)だったりすると、
うまく自分を表現するには、どうしたらいいのか分からない、という場合もありますので、
そんなときには、「見本」を探して、いい影響力をもらうといいと思いますよ!
対処法:観念(~しなければいけない、というルール)を書き換えてあげる。
あくまでケースバイケースですので、
当てはまらない場合も多いかもしれませんが。
どの場合も、
「もともと持っている自分の魅力が、周りに伝わりにくい状態になっている」
だけなんですね。
「そんな風にみられるだなんて、
私って、つまらない人間なんだわ」
なんて、誤解だけはしていただきたくないなぁって思います。
あなたの持っている、内面の魅力が(ちゃんとありますよ!!)
周りの人にもっともっと、伝わりやすくなりますように
参考になれば幸いです。
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