いつもありがとうございます。
カウンセリングサービス 服部希美です。
今日はミニコラム
「理想のパートナー」ってどういう人?って聞かれると、
なんだか嫌な気持ちになります。
「結婚がしたい!パートナーが欲しい!」
というご相談のカウンセリングなどでは、とくに
「クライアントさまが描いている、
理想のパートナー」ってどういう人ですか??
って質問させていただくことがあるのですが、
「なんだか、それを言われると、
すっごく嫌な気持ちになるんですよね・・」
ってお返事をいただくことって、けっこうあるんですね。
心理学系のコラムや、引き寄せの法則なんかでは
欲しいものをより具体的にして
「ビジョン(手に入れたい理想)」を設定すると、
その状況が、手に入りやすくなるよ
なんて、書かれていることも多いですよね!
いろいろご自身で、
取り組まれてきた方にとっては、
いままで自問自答されてきた方も多いでしょうし、
お友だちが、「フリーな人を紹介してあげるよー♪」
って言ってくれたときだって、
「どういう人が好み?」って、聞かれることも多いでしょうし
「ああ、またその質問?」って、うんざりしちゃったり、
ぜんぜん具体的な人が浮かんでこない、
こんな自分ってダメだなぁって思っちゃう。
なんて方も、多いみたいです・・。
「私って、本当は結婚したくないのかな?」って
誤解しちゃうときも。
でも私は、
そこを責めないでいただきたいなって思うんですね。
そしてこの段階で、
結論を出さないでいただけたら、って思うんです。
なぜかというと、
私たちの感情には「段階」がある、なんて
言われているんですよ
たとえば、
「こんな人とラブラブになりたいな~」
「あんなデートがしたいな~」
って、前向きに思える状態って、
けっこう心が元気になってきてるんですね。
もっともっと、より良くなりたい!という
「意欲のステージ」にいるわけです。
こういうときには、カウンセリングなどでも、
質問を投げかけることで、
クライアントさまの意識の幅を広がったり、
より、具体的になって
追い風が吹くような状態になるのですが、
がんばってもがんばっても、うまくいかなかったし、
もう、私には無理なんだよ。
そんな風に傷つきまくって、
心の元気がなくなっている状態。
婚活はやってるけど、
どうせ私には無理よね、という諦めのほうが大きい。
そんなステージにいらっしゃる方が、
何段階も上にある、
「意欲的」なステージで効果が出るやり方を取り組もうとすると、
「うそっぽく」「きれいごと」になっちゃって
余計苦しい、ということにもなりかねないんですね
たとえばですね、
失恋で傷つきまくった直後に
そんなことはおいといて、
理想の男性を思い描きましょう!って言われたって、、
なかなか難しいと思いませんか?
痛みを抱えたまま、希望を見るって、
普通に考えたら、すごくハードルが高いことなんですよ。
(それでも希望を見続けることが出来る、そんなあなたは、
とても素晴らしいと思います! そのまま行きましょうね~♪)
そういう状態がダメ、間違っている、
ということではなく、
今の自分の心の状態に合ったやり方を選ぶ、とか、
今、そう考えられない自分を責めない!
って、とても大切だと思うんです。
そして、焦って階段飛ばしをするよりは
ひとつひとつ丁寧に、
階段を上っていこうと思ってみてください。
今日は、ちょっと前向きなことが考えられた。
良い気持ちのまま、過ごせた。
何か知らないけど、
彼氏、作ってもいいかもなって、ちょっと思えた。
お友だちの彼を見て、
こんな彼、いいなって思えた。
こんな感じでOK!なんです。
ちなみに、最近調子が良かったけれど、
今日は絶望的な気分(笑)
それでも、前に進んでますから
大丈夫、大丈夫。
まず、いま自分が感じている気持ちを
丸ごと受け止めてあげましょう。
ネガティブでも、ポジティブでも同じですよ~。
「じゃあ、私はどうしたい?
これからいっしょに、考えていこうね♪」
って、自分に根気よく
寄り添ってあげてくださいね~!
参考になれば幸いです。