自分の気持ちが分からない、自分で決めるのが苦手、な貴方へ。

パートナー探しをしているとき。

本当に
彼と結婚していいのかしら？と迷っているとき。

お別れしようかどうしようか、
迷っているとき。

「本当に、これでいいのかな？」って
迷うことってあると思うんですね。

今後の人生に、
大きく影響する「選択」について

悩む（ちゃんと向き合う、という意味で）のは
当たり前、ですよね。

ですから、
こういうご相談をお聞きした時、

ご相談者さまが
とっても焦っていらっしゃるなぁ～って感じた時には、とくに

「とりあえず、気が済むまで、
いっしょに悩みましょうか！」って

お伝えすることも多いんですが。 

よくよくお話をお聞きしていると、

「実は私、
いつも、決められない人なんですよ」とか。

「自分がどうしたいのか、
分からなくなっちゃうことが多いんです」

って発展していくことがあるんですね。 

「自分の気持ちが分からない」
「自分で決める、のが苦手」という方って、

「勇気がない！」とか、そういう根性論ではなくて

「好き・嫌い」「やりたい・やりたくない」ではなく

「正しい・間違い」で
物事を判断し、選択する癖がある場合が多いんですね。

（もちろん、ケースバイケースですけどね！）

まぁ、この「正しい・間違い」が、
自分の中の信念からきているもの、なら

誰が何と言おうと、私は私の道を行く！！

って感じになるのでしょうが。

大体の場合、

親にとって、
お友だちにとって、
世間さまにとって、

正しいのか？間違いなのか？
受けいれられるか、られないか？を考えて、

みんなが納得するような「正しい方」を
私は選ばなければいけない、

それ以外を選んだ場合は「間違い」で、
取り返しのつかないことになる。

って、思い込んじゃっている場合が、多かったりします。

あまりに、その考え方が当たり前すぎて
気づいてない場合が、多いんですけどね。

そんな心のパターンがある方にとって
自分の「好き嫌い」の感情って、おじゃまなんですよ。。

だって、選びたくないって本当は思っている選択肢を
選ばなきゃいけないことだって出て来ますから。

実は「正しい」「間違い」で選んでいるときって、

頭で考えて出している結論なので
自分の心は置いてけぼりになるんですね。

ですから、正しい間違いで出した答えって
悪くはないんだけど・・

なんか、しっくりこないということが多いんです。

ただ、正しい間違い、という視点は
まったくいらないのか？というと、そうでもなく

（私たちは他者と関わって生きていますからね）

コミュニケーションとして、
上手に使っていくといいと思うんですが、

人の正しさに合わせるために、
自分の感情を抑圧していくと、

ネガティブもポジティブも、感じにくくなっていくので、

いざ、

「あなたはいったい、どうしたいの？」
「君の好きなところに、遊びに行こうよ！どこがいい？」

って、自分の気持ちを聞かれた時、

模範解答のような答えしか出て来なかったり、

答えられなかったり、
選べなかったり、しちゃいやすいんですね。

ですから、もしあなたが、
人生の選択に迫られていて、

選べないなぁ～・・
自分の気持ちが分からなくなっちゃった時には、

ちょっと、一息ついて。

自分の心を
ゆっくり、動かしてあげてみてください。

昔好きだったものに触れてみる、
でもいいですし、

泣ける映画をみる、でもかまいません。

因みに私は、

気持ちにフィットした音楽を聞いたり、
マンガを読んだり、
詩集を読んだりして、

じわじわ感じてみることが多いですね。

もちろんカウンセリングで、
いろんな話をすることも効果的ですよ

（カウンセリングだと、
話すことで、心を動かすのはもちろんなのですが、

カウンセラー側が、質問を投げかけたり、
クライアントさまの心の動きをキャッチして、フィードバックすることで、
クライアントさま自身が、自分の感情に気づく、ということが多いですね）

そうやって、自分の気持ちを動かして
自由さを取り戻してから

「私は何がしたい？
何を選んでも、いいんだよ！」

って聞いてみると、
素直な気持ちが出て来やすかったりしますよ！

（私は今、何が飲みたい？って、ちゃんと自分に問うことも練習になりますよ～）

参考になれば幸いです！