いつもありがとうございます。
カウンセリングサービス 心理カウンセラー服部希美です。
さてさて、今日は、私のお仕事でもあります
「カウンセリング」について、書いてみたいと思います。
私もいままで、ブログ上でいろいろな記事を書かせていただいているのですが、
実は、気をつけて読まないとあなたの癒しの「逆効果」になる事があるんですね。
ということで、かつて私もハマってしまったことのある、
セルフヒーリングの罠を、ご紹介いたします。
なかなか自分では自分の状態に気づけない
たとえば、本やブログなんかでは
「自分の状況に合わせた記事」に、心惹かれますよね。
たぶん、このブログにたどり着かれた方の中にも、
検索ワード「悩み」で
飛んできてくださった方も多いと思うんです。
(私も「失恋」「忘れられない」で検索かけて、
カウンセリングサービスのメルマガにたどり着いた人だったりします)
でも実は、本当にそこに書かれた内容が
「今のあなたにとって、適切なのか?」
ちょこっとだけ、注意して読んでいただきたいんですね。
というのも、本やブログは「一般論」であり、
あなたのお悩みは「特定論」だから、なんです。
もちろん、知識を学ぶことはいいことで、
絡まった関係をほどいてくれることも、多いです。
また、心が元気な時には、
自分で学び、実践・行動していくことも出来ると思います。
私自身も、すこしでもお役にたてたらいいなぁと思いながら
日々書かせていただいているのですが、
でも、自分を責めちゃう気持ちがいっぱいで、
どうしたらいいのか、分からない・・。でも、変わりたい!
そんな「心の根っこから、解決していきたい!」と
思ったときに必要なのって、実は
「男ってね」「女ってね」
「心理学ではね」というだけではなく、
「あなたの場合はね」
「あなたの彼の場合はね」
といった、特定論が大切なんです。
つまり、
あなたの生きて来た過程や、
あなたの持っているパターンを考慮した上で、
心理的アプローチをしていく必要があるんですよ。
(相手がいる場合、相手も同様です)
たとえば、彼に「重たい!」と言って
フラれてしまった女性がいたとしましょうね。
恋愛ハウツー本なんかを読み漁ると
彼に満たされないニーズを
バンバンぶつけてしまったことが原因なんじゃないか?とたどり着いた。
そして、
「もっと、甘えないように自立しなきゃ」
「他人任せにせず、自分で自分を満たせるようにならなきゃ」と、
「ひとりでがんばる」というやり方を選択した、としましょう。
でも、本当は、、人に助けてもらうことが迷惑だと感じて
人に頼ることが出来ない状況で生きてきた。
それ故に、いままでの苦しみや悲しみ、寂しさが
いっぱいいっぱい募っていて
ちょっと心を許せた相手である彼に、その気持ちをぶつけてしまった。
そして、「本当は、言っちゃダメだよね」という強い抑圧があるがゆえに
彼に「分かりにくいカタチ」でぶつけてしまい、すれ違いが起きてしまっていた。
こんなことが原因だったという場合。
「ひとりでがんばる」
「自分で自分を満たす」
「周りの人に、助けてを言うこと」
「人にちゃんと、依存すること(必要な依存ってあるんですよ!)」
「愛されることに慣れる」
を体感し、練習していくことが必要だったりするわけです。
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そして、それが今までしなかった・出来なかった理由があるはずなので
カウンセリングではさらに、クライアントさんといっしょに^^
心の深い部分にある「原因」を探しに行き、癒していくわけですね。(二人三脚です!)
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正直ですね、この見極めって、めちゃくちゃ難しくてですね・・・。
心を扱うプロである、わたしたちカウンセラーでも、
本当に繊細に、扱わせていただいている部分なんです。
ましてや、傷ついている時に自己分析すると
真逆の意見に引っ張られることが多いんですよ~。
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もしあなたが、一生懸命自分と向き合っているにもかかわらず、
「なんだか変わっていかないな?」って感じたときには、
あなたの頑張りが足りない訳でも、
あなたがダメだから、でもなくてね
ちょっと、方向性が違っているだけ、かもしれません。
自分を見るための「鏡」として、
そして、人生の応援者として。
カウンセリングもご利用いただけたらと思います^^
参考になれば、幸いです。
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