カウンセリングでは、
「異性の友達が欲しいんです!」
でも、なかなかうまくいきません・・・
というお話を、ときどきお聞きします。
こういうお話をお伺いしたとき、
私はまず「なぜ、異性の友達が欲しいんですか?」って
ご質問させていただくことが多いんですね~。
というのも、
欲しい「動機」によっては、
実際に、異性の友達が出来たところで、
欲しかったものは全く手に入らない!
ということにもなりかねないから、なんですよ~。
いつもありがとうございます。
カウンセリングサービス 心理カウンセラー服部希美です。
今日は、ひさしぶりに
お友だち関連の記事を書いてみたいと思います^^
たとえば、カウンセリングの現場でも
恋愛経験が少なくて、
とか。
過去の恋愛で、こっぴどくフラれ^^;
もう恋愛なんてコリゴリっ!だった方が、
もう一度、恋愛をしてみようかな?
という気持ちが回復してくるプロセスの中で、
「いろんな男性と、
食事をしたり、お話ししたりする機会を設けて、
男性ってこういう人、みたいな思い込みを手放しましょう!」
な~んて感じで、
「異性のお友だちを作ってみましょう」
そして、男女・年齢問わず
色んな人と友達になれたら楽しみも増えますし、
異性のお友だちが欲しいな、という想い自体を
否定したいわけでは決してないのですが。
異性じゃなきゃダメな心理的理由が、
その方の中に、ある場合が多いんですね。
たとえば・・・
「同性の対人関係が苦手だから
異性と仲良くなりたい」
という、
ある意味、逃げ道になっていたり。
自分には女性としての魅力がない、
と思い込んでいるが故に
「異性の友達が多い=
異性の友達を作ることで、
自分の魅力の「証明」に使おうとしてしまったり。
本当は、パートナーや、お父さんから欲しい
「男性のいい部分」を、
男友達から、補おうとしていたり。
「パートナーがいない寂しさ」を、
異性の友達で埋めようとしていたり・・。
まぁ単に
「本当は、パートナーが欲しい」ということを
周りにオープンに出来ない><
シャイさんな場合もありますが^^
(そういう場合は、ちょっと勇気を出して
周りに表現すると、うまくいきやすいですよ☆)
なにかしら自分の中で
「異性の友達」という存在を使って、
自分の不足分を補おうとする心理があるとですね~
異性の友達がいない、ということに
コンプレックスを強く感じてしまったり。
自分にその気がないのに、
相手の恋心をくすぐってしまい、
関係がおかしくなってしまったり、と
男女間のトラブルが、
非常~~~~~~に起きやすいんですね・・
。
*****
もちろん、当の本人は、
自覚がない方が殆どですし、
悪気なんて、まったくないと思うんです。
それどころか、
「うまくいかないのは、自分のせいだ」と
自分のことを、めちゃくちゃ責めていることも多いです。
そして、
カウンセリングでお話をお聞きしていても、
「そんな状態で、今まで頑張ってきたんだったら、
そうなっちゃうのも、仕方がないよなぁ・・」
なんて、
その方なりの、切ない背景があることが殆どです。
だから「あ、これ私のことかも・・><」
って感じた方がいらっしゃったとしても、
自分のことを責めないでいただけたらな、
って思うんですけどね~。
こういう場合の
有効的なアプローチって、
いろいろあるんですが・・
その場しのぎの痛みどめ、ではなくて、
「本当に、私が欲しいもの」
に、ちゃ~んと向き合ってあげることが、
大切なんじゃないかな?って、私は思いますよ^^
自分の、本当の気持ちを無視して
「異性の友達の作り方」だけ、追いかけても、
最終的には、うまくいかない。
本当に欲しいものは、手に入らない。
そんなことも、多いですから。
そうやって、自分の心と向き合ったうえで
異性の友達作りで「大切なこと」を、落とし込み
♪
(実は、異性と友達関係を築くためには
同性以上に、マナーがあるんですよね・・。
長くなりますので、また別の機会にでも!)
「お友達作り」を実践されたほうが、
早く、そして安全に(?)
交友関係が広がりやすいですよ~。
つらつら書きましたが・・
もちろん、ケースバイケースですのでね。
私の場合は、どういう状態でしょう?とか
どんな風に向き合っていったらいいですか?とか
個別に知りたいなぁと思われた方は
カウンセリングで、お気軽に聞いてやってくださいね^^
あなたが、大切な人と
より良い関係が築けますように。
応援しています
参考になれば幸いです。
名古屋/東京(出張) 所属カウンセラー
服部希美(はっとりのぞみ)