いつもありがとうございます。
カウンセリングサービス 服部希美です。
今日は「寂しさ」の心理学。
あー、分かる分かる!って方と
えー!そんな風に感じる人がいるんだ!って方と
もしかすると、分かれるかもしれないお話です。
例えば、私たちが「寂しいな」って感じる時。
私は誰にも愛されてないという感覚があることが
寂しさの原因になっていることも多いんですけどね
足りてないかもしれませんよ。
正直なところ
この社会において
ただただ感じたままに、生きていく。
というのは、ちょっぴり難しいのかもしれません。
状況や役割に
自分を合わせていかざるをえない。
そんなことも多いと思うんです。
たとえば、職場で「先輩」の立場であれば、
後輩やお客さんに見せる姿、というのは
すべてが「素」の状態ではないですよね。
だからといって、
別に、他人になっているわけでもなく
「先輩としてのあなた」も、
あなたのもっている「一面」ではあるのですが
・・・それでもですね。
ずっとずっと「状況」に合わせ続けたり
「役割」ばかりをやり続けてしまうと、
その状態が、自分の
当たり前の状態になってしまって
自分が本当に感じていることが、
分からなくなっちゃったりするんですね。
そうすると、
周りの人がいくら自分を評価してくれていても、
自分のことを言われているような気がしなかったり。
常に自分を無理させている状態なので
なんだか、しんどいな。
なんだか、寂しいな。
って感じやすくなっちゃうんです。
こういうときには、
「スッピンの自分に戻る」時間を
作ってあげるといいと思いますよ。
何ものでもない自分に戻る、といいますか。
たとえば、
気楽にいられるお友達と話す時間を
意識をして確保する、とか。
大好きな本やゲームに没頭する時間を、
意識をして確保する、とか。
ゆっくりお風呂にはいる、とか。
マッサージに行くとか。
自分をリセットする時間を
ちょっと意識をして
確保する習慣をつけるといいんですね。
実は寂しさって、対人だけでなく
自分との関係でも出てくるもの、なんです。
置いてけぼりになっている素の自分さんと
つながる時間が少ないと、
私たちは、どうしようもない「寂しさ」や、
燃え尽きを感じやすくなっちゃうんですね。
また、素の自分をちゃんと自覚しておくと
安心感を感じたり、
気力や情熱が回復しやすくなりますからね
良かったら、スッピンの自分とつながる時間。
日常に取り入れてみてください!
どんなことをしたらいいのか、
さっぱり分かりません><
という方は、
今の立場や、状況を気にせず
自分のことを話したり、聞いてもらうことで
「スッピンの自分」に気づく
きっかけにもなりますからね~。
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「役割」を使って、貢献することは、
とても素晴らしいことですし、
あなたの魅力や才能の一部です。
でも、何にも役割のない自分。
「すっぴんのあなた」も、大切なあなたです
ぜひぜひ、大切に扱ってあげてくださいね!
参考になれば幸いです!