愛されてない?愛し方の違いを知らないだけかも?
「彼は本当に私のこと、好きなんでしょうか?」
カウンセリングでは、とてもたくさんこのようなお声をお伺いします。
この不安の理由、というのはケースバイケースなのですが
「自分のしてもらいたいこと」と
「彼がしてくれたこと」にズレがあるとき
「私が思うほど、彼は私のことを愛してくれてないかもしれない・・・」
という疑いを感じてしまいやすいようです。
とはいえ、正直なところ、
パートナーシップを築いていく上で
こういうお悩みが出てくることは「当たり前」なんですね。
なぜかというと、私たちはみんな「違う人」だから。
ですから、実生活においてはコミュニケーションを通じて、
「お互いの違いを理解し、受け入れあう」ことが大切なのですが、
私たちカウンセラーが、心理分析をするときに活用している「心理学」には、
「相手の愛し方を理解するためのヒント」なるものが、けっこうあるんですよ!
ということで今日は「タイプ別」の視点から、
「愛し方の違い」についてお伝えしてみたいと思います!
いつもありがとうございます。
カウンセリングサービス 服部希美です。
愛のお中元理論
私たちは、基本的に
「自分がされて嬉しいことは、相手にも喜ばれるであろう」と考え、行動します。
たとえばあなたが大切な人にお中元をあげたいなと思った時、どんなものを送りますか?
相手に喜んでほしいと思った時、
まず、自分がもらって嬉しいものを選ぶと思うのですね。
そうめんが好きな人は、そうめん。
洗剤をもらえると助かるわ〜って人は、洗剤セット。
ハムが好きな人は、ハム。(はい、うちの母親です^^;)
ですから、彼が自分にしてくれる行動、というのは
彼自身が、してもらったら嬉しい行動でもあるわけです。
その「嬉しい行動」について、
今日は、この3タイプで分けてみたいと思います
・視覚優位タイプ
・聴覚優位タイプ
・身体感覚優位タイプ
たとえば電車に乗っているとき、私たちは
外の景色を眺めているときには「視覚」、
イヤホンで音楽を聞いているときには「聴覚」、
電車のゆれが心地よいな~と感じているときには「身体感覚」が優位になっています。
そのとき必要な感覚を、都度、選択しているのですが
「利き手」のように、人によって「優位」になりやすいものがあると、心理学では言われているんですね。
それが「愛し方の違い」となって出てくることって結構多いんですよ!
愛し方をチェックしてみよう(タイプ別)
たとえば、視覚が優位なタイプは・・・
デザインや色、形など「目に見えるもの」を大切にします。
「プレゼント」という【目に見える形】で、大好きな人に愛情表現をします。
「夜景が見えるデートスポット」など、視覚に訴えるようなデートがお好み。
聴覚が優位なタイプは・・・文字や言葉を大切にします。
たくさん「愛してるよ」「君と会えて嬉しいな」と【言葉にして伝える】愛情表現を大切にします。
恋愛ドラマなどで出てくる「甘いセリフ」に、きゅんとしちゃう女性はこのタイプ。
でも、残念なことに、シャイな日本男性には少ないタイプかもしれません。
身体感覚が優位な人は・・・【触れ合う】ことや温かさを大切にします。
ハグをする、手をつなぐ、頭をなでるといった愛情表現をします。
人となにかを一緒にやることが好きで、居心地の良さを重視します。
電話やLINEより、直接会う時間のほうに価値を置いているタイプ。
*
みなさんや、大切な人は、どのタイプでしたか?
心理学というのは、基本的に統計学なので
ケースバイケースではあるのですが・・けっこう、違いがあると思いませんか??
この「違い」をお互いに理解できたり、楽しめていればいいのですが、
私たちは、ついつい、自分と同じように相手も感じていると思い、
「愛してるんだったら、こうしてくれるのが普通でしょ?!」って相手に、期待しちゃうんですよね^^
タイプが違うということを知らないと、すれ違いが起きやすい
たとえば、聴覚タイプの彼と、視覚タイプの彼女の場合。
こんなすれ違いが起きたりします。
彼って、いつも口先だけだなぁ~って思うんです。
愛してる、君だけだ、って言うくせに、先日の私の誕生日に大したお祝いをしてくれなかったんです!
私は彼の誕生日に、選びに選びぬいたプレゼントを渡したのに・・・。
これって私に、それだけの価値が私にないってことですよね・・。
身体タイプの彼と、聴覚タイプの彼女の場合は、こんな感じ。
私、もしかすると彼、浮気してるんじゃないか?って思うことがあるんです。
だって、電話を掛けても、あまり嬉しそうじゃないどころか、すごく素っ気無いくせに、
会ったときには、やたらと、べたべたしてくるし・・。
本当に大切な相手だったら、会えない時ほどこまめに話して、心を通じ合わせたいって思うのが普通じゃないですか?
・・・いかがでしょうか?
もしかすると、ご経験された方も、いらっしゃるかもしれませんね~。
相手を思う「愛」はあるのに、
表現の違いで「愛されていないのかな?」と誤解してしまい、
すれ違ってしまうのって、すっごく切ないなって思うんですよね。
お互いに、悪気はないと思うんですが
・・誤解が誤解のままで、終わってしまう関係があることも事実です。
すれ違いを防ぐ、唯一の方法
だからこそ、大切な人と共に幸せになるためには
「察して欲しい」ではなく、「コミュニケーション」が重要なんですね。
そして、まずは「私から」行動に移すのが大切ですよ。
彼はどんな愛し方をする人なんだろう?
そんな彼を、私は、どんな風に愛してあげようかな?という視点。
私は、こういうことをしてもらうと嬉しいよ、
こうしてもらえると安心するの、とちゃんと表現し
「愛しやすくしてあげる」視点、この両方を持ち。
あなたが大切に思う人と、も~っとラブラブになっていただけたらと思います!
*
あと最後に、ちょっと早いですが、
タイプ別の「クリスマスプレゼント」を選ぶヒントも書いておきますね♪
視覚優位の人は「デザインや色」
聴覚優位の人は「機能性や、ブランド、値段」
身体触覚優位の人は「着心地のよさ、肌触り」
このあたりを重視してチョイスしてみると、喜ばれやすくなるかもしれません。
良かったらお試しくださいね!
まずは、気付くのが大事!
今日書かせていただいたのは、あくまで傾向のお話ですが、
「そうか、違いがあるんだな」と「気づく」だけでも、すれ違いはぐんと減りますからね^^
あなたが、あなたの大切な人と
より喜びを分かち合える関係性を築くための参考になれば、幸いです♪
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