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人に言えない、後ろめたい恋愛にばかりにハマってしまいます【罪悪感と喜びの心理的視点から紐解いてみる】

いつもありがとうございます。
カウンセリングサービス 服部希美です。

今日は、「後ろめたいな」と感じる恋愛にハマってしまう、
抜け出したいと思うのだけれど、抜け出せない・・。
気づくといつも、そんな恋愛ばかりを繰り返してしまう。
そんな恋愛のケースについて、心理学的視点から分析してみたいと思います。

カウンセリングでは、さまざまな恋愛のお話をお伺いします。
そのどれもが「間違い」ではないですしね、
誰かを好きになった気持ち自体は、大事にしていただけたらな、と思うわけなのですが

浮気や不倫という状況だけでなく
具体的な行動に移していない、たとえば結婚している人を長く片想いしています、であったり
ワンナイトや、体だけの関係しか発展していかないとか

「自分が」(ここポイントですね)

「本当は好きになっちゃいけないんだろうな」
「悪いことをしているな」
「隠しておかなきゃ」

そんなふうに感じる恋愛にはまりやすい
それで、悲しい失恋を繰り返しています、であったり。

この人は浮気もしないし、誠実だし
私のことを大事にしてくれるだろうなと思うような相手には
うんともすんとも魅力をまったく感じない。

とはいえ、その人が自分以外の人に興味を持ち始めた途端、惜しい気持ちが出てきちゃう。

みたいなことが起きているとしたら
もしかすると、あなたの心の中に「禁止」することが多かったり
「罪悪感」と「喜び」がセットになっているかもしれませんね。

目次

禁じられた恋を求める心理の原点〜罪悪感と喜びがセットになっているかも〜

この心理のルーツというのは
子供の頃にあることも多かったりします。

たとえば・・
躾が厳しい家で育ち、子供の頃、TVやゲーム、マンガを禁止されていた。
学校で友達が盛り上がっているのをみて、いいなぁと思っていたけれど、家では一切禁止。
そんな話をしようものなら、こっぴどく叱られちゃうとしたら・・

禁止されればされるだけ
「ああ、、きっと、すごく面白いんだろうなぁ・・」って妄想しちゃったりしませんか?^^;

いいなぁ・・いいなぁ・・って。

で、こっそり親の目を盗んで友人からゲームを借りたり
お友達の家に入りびたったりしながら
「悪いことをしているな・・と思いながら、こっそりと楽しむ」こういうことって、ありますよね。

また、こんなケースもあるかもしれません。

楽しく遊んでいると、子供のあなたに、お母さんがため息をつきながらこう言うんです。
「あなたはいいわよね〜、遊んでばかりで。お母さんは仕事も家事も大変なのに・・(ふぅ)」

そんなときにね、テレビ・・楽しんでみれるでしょうか?
お菓子を食べたり、ダラダラすることって
やるのはやるとしても「私、すっごく悪いことをしているな」って思いながらやると思うのです。

こういう経験で「楽しむこと」と「罪悪感」がセットになっていると
「罪悪感が共なう恋愛や、趣味で喜びを感じる」という形で、出てきちゃうこともあるんです。

親に言えないような相手や
親が猛反対している人との恋愛や。

禁断の・・・みたいな。
世の中でいうタブーみたいなものにしか、燃えない・・みたいな。

そして、バレちゃうんじゃないか、というハラハラと
まるで何日も水を飲んでなくて、喉がカラカラな飢餓状態が相まって、
なんか、へんな高揚感や達成感も出てきたりして「やめられない」こういうことも起きたりします。

実は私たちにとって「罪悪感+喜び」というのは
タブーを犯す喜び、みたいなものがあったりします。

某えびせんのCMじゃないですが・・やめられない、とまらない。
「やっちゃいけないことをこっそり楽しむのは、蜜の味」だったりするわけです。

もちろん、悪気があるわけではないのですけどね^^;

「禁止を解いて、喜びを正面から受け止められる自分になる」ためにできること

もちろん、全てのケースに当てはまるわけではありませんし
もしそうだとしても、絶対に矯正しなければいけません!というものでもなかったりするのですが

もし、こういった心理で、あなたが幸せを遠ざけていたり
生きづらさを感じているとしたらですね

「楽しむことは自分を幸せにすること」であり
「堂々と楽しんでいい!という許可」を出せるといいと思いますよ^^

「楽しむことは、悪いことじゃないよ。
今までやってみたかったこと、やっていいよ。」

自分に声をかけてあげたり、手帳の横に書いておいて、時々読み返したりしながら、自分にどんどん許可を出していく。
そして、実際に、いままでやったことがないこと、やってみたかったことにチャレンジをして「楽しんでみる」といいのですね。

たとえば・・
これは許可をいただいてご紹介させていただくのですが

お母さんが、食生活を大切にする人で、ずっと手作りお菓子しか食べさせてもらえなかった。
そんな方がいらっしゃいました。

それ自体は悪いことではないですよね^^
お母さんは、子供の体を大事にしたいと思い、
わざわざ手間暇をかけて、手作りをしてくれていたんだと思うのですが

・・・・でもねぇ^^;

ポテトチップス大好きです

・・・・子供の頃ってね、他の子が食べているもの、食べたくなるものですよねー!

お友達のお家に行った時だけ、お菓子を食べられる。
でも、それをお母さんにバレたら悲しむだろう。

この葛藤が、子供の頃からずーっと、あったそうなんです。

それが仕事で、私生活で、恋愛で・・・
潔癖のようになってしまったり、反面、悪いことをしていることに喜びを感じる。
心の中がバラバラな状態になっていらっしゃったよう。

でね、そのときのカウンセリングでは
その方にちょっとした宿題を出したんです。

「あのとき、食べてみたかったもの、食べてみませんか?」

アイスだったり、駄菓子だったり、ポテチだったり。

自分にとってタブーだった存在を、受け入れていく。
堂々と、めいっぱい、楽しんでみる。

こういう経験をしていただいたのです。

だって、今はもう、自分の頭で考えて、責任が取れる”大人”なのです^^
周りに何を言われようと・・食べたいものを堂々と食べていい!のです。

健康に気をつけながら楽しむことだってできるでしょう。

食べてみて「そんなに食べたいわけじゃなかったな」と思うものもあるかもしれません。
それはそれで、いいのですよね。

そうやって「禁止」していた欲求にOKを出し
楽しんでいった結果、楽しむことにだんだんと許可が出て
恋愛にも変化が出てきた、なんてことがあったりするのですね。

今日のエクササイズ

では、今日のエクササイズです。

ずっとやってみたかったけれど、先延ばしにしてきた「楽しみ」
なにかありませんか?

ちいさなことでいいですよ〜。

すこし豪華なご飯を食べにいってみたい、とか
可愛らしい洋服を着てみたい、とか
ずっとやりたかったピアノの体験レッスンに行ってみるとか・・・

そしてね、もしも実行したら
お友達なんかにシェアしてみるといいと思いますよ♪

「こんなこと、やってみたよー!」ってね^^

服部にもよかったら教えてくださいね。

最後に、いま好きな人がいるあなたへ

今日は、バレンタインですね。
大好きな人とハッピーに過ごせた方もいらっしゃるかと思いますが
こういった恋愛にお悩みの方にとっては、ちょっと辛い1日に感じている方も多いのではないかな?と思います。

後ろめたい恋愛のしんどさって、色々あるかと思うのですが
その辛さや寂しさ、葛藤を、自分ひとりで引き受けていかなければいけないと思ってしまうところにあるかなと思うのです。

「悪いのは私よね」「私が悪いんだから」

自分の「好き」という気持ちや、相手への頑張りまで、否定してしまったりもするかもしれません。

でもね、あなたが誰かを好きになった気持ちは、大事にしていただけたらなと思うのですね。
好きになることは、悪いことでは全くないのですから^^

で、どういう形であれ、こういう恋愛と向き合っていきたいと思った時には
「相手とどう接するか?」とか、相手に向いている気持ちをどう断ち切るか、みたいな
表面的なところばかりで対処しようとすると、あなたの心がすごく辛くなって、逆効果になることも少なくないのですね。

ですからね。
この機会に、根っこのところから取り組んでみることをオススメします^^

心優しきあなたの、純粋で健気な恋心を大事にしてあげるためにも
大切な人と、一番幸せな選択を選べるようになるためにも^^
「楽しみに許可を出す」試してみてくださいね。

参考になれば幸いです。

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