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元カレとの最後の会話。「だから、そういうことじゃないんだよ・・」いまだにその意味が分かりません。

最近、なんだか違和感を感じ始めた二人の関係。
うすうす、まずい方向へ進んでいるような気はしていた。

なんとか修復しなきゃ、と試行錯誤してみたけれど
彼から「ちゃんと話し合おう」と切り出された。

彼は最近自分が感じていたこと、これからのこと
いろいろ話してくれました。

君のこんなところが不満だった。気持ちが萎えてしまった。
この状態のまま続けるのは、お互いのためにならないと思う。

私はその話を聞きながら・・
泣きながら「ごめんなさい」を繰り返し
悪いところは直すから別れたくない、と懇願した。

でも彼は、そんな私をみて、すごく嫌そうな顔をして

「だから、嫌だったんだよ」
「そういうことじゃ、ないんだけどな」

「もう、無理だと思う」と別れの言葉を告げ・・
「ごめんな」と言い残し、去っていってしまいました。

彼が日頃感じている不満を自分に打ち明けた。
私は、別れの危機を感じて、ひたすらに謝った。
彼はそんな様子を見て「そういうことじゃないんだけどな」と呟き
「ごめんね」と去っていった。

こんな失恋を経験したことがある方も、いらっしゃるのではないでしょうか?

謝ったのに、これからは直すって言ってるのに
どうしてお別れに至ったの?
そんな気持ちで悶々としている方もいらっしゃれば

そんな些細なことで別れを切り出すだなんて
器の小さな男だったんだわ(怒)と腹が立つ人もいるでしょう。

私も同じような経験をしたことがあるのですが、
こういうときって

彼が言い出した「不満」ではなくてね、
彼ときちんと向き合えない、対等に話ができない関係性であったことが
直接の別れの原因であることって、多かったりするみたいです。

今から思うと(今から思うと、ですよ!)
当時の私は、まったく話し合いのできない人だったんだなぁと思うのですよねー。

たとえばですね
私は彼から何か指摘される、というのが死ぬほど嫌だったんですよね^^;

なんていうか、ものすっごくショックを受けちゃうというか。

たとえば仕事関連でミスをして怒られる、というのも
確かに凹むし、嫌だったのですが・・

大好きな彼が自分のことでイラついていたり、
こういうところ、嫌だから直してほしい、と言われると
ものすっごく辛い気持ちになるし、まるで子供みたいにワンワン泣いちゃいそうになるのです。

なんかわからないけれど
心が痛くて痛くて、たまらなかったんですね。

そんな私ですから、
いくら彼が「今度の二人のために話し合おう」としてくれていても
ぜんぜん話し合いにならないわけです^^;

「私がすべて悪いって言いたいんでしょ。私はダメな女なんだよね。
ごめんなさい。許してください。あなたのために頑張るから捨てないで」

すべてを自分責めに持っていって、
罪悪感をすべて自分で引き受ける代わりに終わらせようとするか

「それって別れたいって言ってるんでしょ?
私はあなたの気持ちを尊重するよ。言いたいならはっきり言えばいいじゃん。」

相手から別れを切り出させて
その場で感じている罪悪感を切り離す、みたいな
すごく両極端な反応をしちゃっていました。

当時はぜんぜん気づいていなかったのですが
彼はずいぶん辛かっただろうなと思うのですよねー^^;

自分の意見を伝えれば、相手が目に見えて凹む。泣く。
「私はあなたのために頑張るね。ごめんね」って泣く。

もしくは「それは別れたいってことなんでしょ?」って極論を出してくる。

大事な人だから泣かせたいわけじゃないから、
罪悪感もいっぱいでてきちゃいますよね。

でも「だったら我慢するしかないか」も限界がやってくる。
怒りをぶつけたくなる気持ちもあるけれど、でも、傷つけたくない。

結果「そういうことじゃないんだけどな」と、自ら去ることしか選択できなくなる。

それはどれほど、辛いことだったのでしょう・・。

でもね、当時の私自身も、

大好きな彼相手だからこそ、
彼が自分と一緒にいる時に不満を感じていると知ったり、
彼を傷つけてしまっていたのだと気づいた時、すごく悲しいし、申し訳ないって感じていたのだと思います。

とんでもないことをしてしまった、
悲しい、どうしよう、なんて情けない、怖い
そんな気持ちがうわっと出てきて、彼を見る余裕がないぐらい、動揺しちゃったわけですよ。

たとえばですが、100均で買ったお茶碗を割ってしまったとしても
「また買えばいいかな」ってすぐに気持ちを切り替えることができると思うのですが
世界に一つしかないお茶碗を割ってしまったとしたら、
取り返しのつかないことをしてしまった、って思いますよね。

大事なものであればあるだけ、傷つけてしまったショックは大きいのです。

そのぐらい、彼は大事な人で
大切にしたい人だったのですよね・・。

でも、この反応の仕方だと
本当に相手が伝えたいことを、正面から受け止められなくなり
結果、傷つけあってお別れがやってきてしまうわけです・・。

で、こういうことが起きているとき、というのはね
打たれ弱い、とか、向き合う強さがない、いうよりもですね
罪悪感を持ちすぎていることが多いです。

実は、持つべき量以上の罪悪感を感じてしまうと
私たちはその大きすぎる罪悪感に向き合うことができなくなってしまい
相手が本当に伝えたいことや、本当に自分が取るべき行動、自分の本音がわからなくなってしまいます。

また、罪悪感を持っていることで
ふとしたしぐさで「責められている」と感じることも多くて、
怒られないように生きる、なんてことが起きやすくなるのですね。

そんな私が、それなりに対話ができるようになってきたのも
カウンセリングなどを通して「罪悪感」が減ったからなんですよ。

私の場合は、心を整理していった時
もう、あちこちの人や出来事に対して「ごめんなさい」と
「私のせい」という思い込みが眠っていて
ある意味「地雷だらけ」みたいな状態だったんですねー^^;

ですから、都度、罪悪感への誤解を解いたり
感情を癒したり、自分や周りを許したりして
罪悪感を減らしていった結果・・・罪悪感が無闇に暴発しなくなってきたのです。

間違えちゃったり、衝突しちゃったりする時には
ごめんなさい、悲しい、という気持ちはもちろん出てきますし^^;

いまでも「あ、ここ私かなり罪悪感を感じまくっているな」と思う部分は、
めっちゃくちゃ痛かったりするのですが

相手の伝えたいことも、ちゃんと聞けるようになってきたり
非を認めることもね、ずいぶんと楽になりました。

あ、そうそう!
案外、挽回できることも
そんなに私は責められているわけじゃないんだ、ということにも
罪悪感が減ってきた頃に気付いたような気がします。

責められている、とんでもないことをしでかしてしまった

結局のところ、私が私のことを
コテンパンに罰して、追い詰めていたのでしょうね。

「私もそういうところがあるわ!」という方はね
カウンセリングもご活用していただくといいかな?と思うのですが
最後に今日は簡単にできる「罪悪感を手放す、許しのエクササイズ」をご紹介しますね。

Q1:あなたが「ごめんなさい」を伝えられていない人は誰ですか?
Q2:どんな「ごめんなさい」を言えていませんか?
Q3:相手をイメージして、気が済むまで「ごめんなさい」を伝えてみましょう。

・・・・ごめんなさいを言えていない人は一人もいません、という方はね、いないと思います^^;

そういうものだ、と思ってみてくださいね。
やってみて、どんな気持ちになったでしょうか?

「ひとりでやるのは苦しすぎる・・」
「実は、懺悔し、赦したいことがあります・・」

そんな方は、カウンセリングもどうぞ^^

話す=放す、ですからね。
お気軽にご活用くださいませ。

罪悪感を持ちすぎてしまう方、というのは
間違いなく優しくて責任感がある方です。

そして、人の心を大事に扱いたい方^^
相手の笑顔が、自分のことのように喜べる方だと思います。

もう、同じパターンであなたが傷つく必要はありませんよ〜。

持ちすぎてしまった罪悪感を
あなたが本来持っている愛に変えていけますように。

応援していますよ!

参考になれば幸いです。

直近の面談カウンセリング・・

9月23日〜26日(木祝〜日)
23日、26日、残り枠少なくなってまいりました。
ご希望の方はお早めにどうぞ^^

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