いつもありがとうございます。
カウンセリングサービス 心理カウンセラー服部希美です。
今日は、母校のカウンセラー向け講座のテーマでもあります
「ほめる」ということについて、ちょこっと書いてみたいと思います。
職場でも、恋愛でも
対人関係の改善のポイントは
「二人の関係性のなかで
ポジティブな感情を感じられる状態にする」こと。
その関係性を築くために
彼を、ほめてあげませんか?
仲良くなりたい人のことを、誉めてみませんか?
カウンセリングでもね、
こんな事をおススメすることは多いです。
そうするとね、だいたいの方が
「そうですよねー・・」って
ちょこっと、バツの悪い顔をされたりするのです。
たぶん、そのバツの悪さ、みたいなのは
「たしかに私、上手くほめられていないよな」って
罪悪感を感じていらっしゃるから、なんだと思うのですね。
本当は、ほめたほうがいいんだろうな。
でも、実際にほめることが・・なんか、できない。
できない理由はわんさか出てくるんだけど、
でも、なんか、モヤモヤしちゃう。
そんな方はね、
ものすごく人を大事にしたい方、なんだと思います。
人に優しい言葉をかけられる自分でありたいと思う、
とっても心優しき、頑張り屋さんなのですよね。
そんな心優しき頑張り屋さんが
ほめられないとしたら、それだけの理由があると思うのですね。
その理由は、いろいろあるのですが
今日は「心の余裕」のお話から。
たとえば、です。
あなたがフルマラソンを完走して
クタクタに疲れているとしましょうね。
もう、動けない…そんな状態。
こんなときに、
人のいいところをほめましょうって言われても
、、、難しかったりしませんか?
フルマラソンじゃなくても、です。
「こんな自分は、まだまだダメだな」
「こんな自分って、情けないな」とか
色んなトラブルを抱え込んでいたり、
自分を追い込んで、
心がくたくたになっているとき。
人のいいところを見てほめる、って
、、、、難しかったりしませんかね?
どれだけ優しい人だって
いいところどころか、
ミスや嫌なところばっかり
目に付いちゃったりして
「もう!しっかりしてよ!」
「なんで、自分で出来ないの?」
「ここが間違ってるじゃないの」
って、言いたくなっちゃうと思うのです。
そりゃあね、その状況でも
ほめることが出来たなら、素晴らしいと思うのですよ。
でもね普通、心や体の余裕がないときには
ほめる余裕がなくなるのは、当然だと思うのです。
この、心の余裕の作り方は
具体的に講座でお話しようかなと思っているのですが
まずはですね、
人のいいところが見えなくなって来たり、
ほめられなくなってきたら
「私、いま、心に余裕がないのかも!?」
って気づいてあげることが、とってもとっても大切です。
自分が一杯一杯になっている自覚がない方も、多いですからね。
(人想いの頑張り屋さんに多いですよ~^^)
そして、もし出来るなら
ゆっくり寝るとか、気分転換にお出かけするとかして
心を癒し余裕を作ってあげるだけでも、
「ちょっと、ほめてもいいかも」って思えるようになって来たりします。
もしも、ほめられない自分、イライラしちゃう自分のまま、
頑張り続けなきゃいけないときには、
「ごめんね、私、今、余裕がなくって
トゲトゲしちゃっているかも」って、周りに伝えておくのもいいですね。
優しい方ほど、罪悪感でつぶれちゃいますからね^^
「ひとりで抱えない」めっちゃ大事です。
人をほめられない、と悩む方は
心から人を愛したい方です。
本当はね、いっぱいいっぱい
いいところ、伝えてあげたいと思うし
その人らしさを応援してあげたいという気持ちが
とっても強い方なのだと、私は思いますよ。
そんなあなたの強い愛。
私にも応援させてやってくださいね。
参考になれば幸いです。
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