・・・・誰かを愛することに、臆病になってはいませんか?
もしかしたら、あなたの愛が足りなかったわけではなくて、
自分の愛のカタチが、相手に合わなかっただけかもしれないですよ。
すれ違ってしまったり、衝突してしまったというお話を伺うことが多いです。
良かれと思ったことが、相手に迷惑になってしまった。
本当はもっと、愛情を与えてあげたかった。
最後まで愛しぬくと心に決めたのに、お別れすることになってしまった。
そんな「一生懸命愛した経験」があればあるほど
なんて自分は無力なんだろう。
こんな自分なんて、誰も幸せに出来ないんじゃないか。
「私は上手に愛してあげられなかった」
「私には愛が足りなかった」と自分を責めたり、
自分の愛情や価値を疑ってしまってしまうものかもしれません。
でも、実はこのお悩みは、
「愛情」がある人でなければ、出てこない悩みなんですね。
誰かを大切にしてあげたい、愛してあげたいと思うからこそ、
うまく愛することが出来なかった・・って、自分を責めてしまうわけですね・・
ですが、自分を責めたままでは、
自分のエネルギーを自分を責めることに使ってしまうので、
なかなか、自分が持っている愛情を最大限に発揮することが出来ないんですね。
そんなときには、自分を責めるのをちょっとお休みして、
過去の出来事を振り返ってみましょう。
そして、「精一杯、愛してきた」自分の愛を認めてあげましょう
そして、過去を振り返るときに、
こんな視点を取り入れてみてはいかがでしょうか
自分や相手に、愛情がなかったわけではなくて・・
「私の愛のカタチ」や「相手の愛のカタチ」が
すれ違ってしまっただけなんじゃないかな?という視点です。
あなたは彼の事がとっても心配になり
「なにかあったの?」「話聞くよ」って、
彼のつらい気持ちをすこしでも聞いてあげたいと思ったのに、
彼は「別になんでもないよ」「お前には関係ないから」の一点張り。
こんなときに私を頼ってくれないなんて。
私は彼にとって、いったいなんなんだろう?って思った経験があったとしましょうね。
心配する。話を聞く。共感する。
これが「私の愛のカタチ」とするならば、
「愛する女性に心配かけたくない」
「自分で自分のことを切り開けるような男でありたい」と、
ちょっぴり強がって。悩みを打ち明けないのが、「彼の愛のカタチ」だったりするんですよね。
と思ってしまいがち。
そして、「自分の愛のカタチ」と「相手の愛のカタチ」が、
同じものだと思ってしまいがちなんですよね。
もしかすると、あのとき、あなたの愛情が伝わらなかったのは、
あなたの愛情が足りなかったからでも、相手から愛されていなかったからでもなく
ただ、あなたの愛のカタチと
相手の愛のカタチが違っていただけなのかもしれませんよね。
まるっきり、同じ人間はひとりとしていないように
「自分の愛のカタチ」と「相手の愛のカタチ」は違うかもしれない。
そんな風に、相手も自分も丸ごと受け入れて
相手に伝わりやすいように「自分の愛のカタチ」を表現する方法を模索していくだけで、
きっとあなたの愛情は相手にとって、喜びにかわる事でしょう
そしてあの時気づくことができなかった相手の愛情を
受け取ることも出来ると思いますよ!
あなたが、自分の持っている大きな愛情に自信を持ち、
大切な人を愛する喜びを、再び感じられるようになりますように
参考になれば幸いです。
2月11日(祝)、2月15日(日)
【池尾昌紀の『1DAYワークショップ』】