いつもありがとうございます。
カウンセリングサービス、服部希美です。
今日は「優しさ」について服部なりの思いを書いてみたいと思います。
「外面がいい」なんていう言葉は、あまりいいものではなかったりもするのですが
それすらが「優しさ」だとするのならば。
誰が、その人を責めることができるのでしょう・・。
人前ではいい格好しい。そんな自分が嫌い。
職場での評判は上々。
みんなに頼られる、しっかりとした女性。
同性からは憧れられる、異性からも魅力的だと思われている
そんな女性が、なぜか、ひとり身であったり
彼の前では、やたらとイライラしちゃったり。
他の人の前では絶対に見せない姿、つまり
身内にはとても辛辣だったり、だらしなかったり。
気の許せるお友達や仲間には、連絡不精になっちゃっている。
そういうお話は、よくよくお伺いするのです。
「服部さん。実は私・・・お部屋を片付けられないんです」
「実は私・・・腹黒くて、人の文句ばっかり考えちゃうんです」
「みんなはいいよね、っていつも思っちゃうんです」
「家では一言もしゃべりません」
そういう打ち明け話もね、お聞きしたりするんです。
えーーー、とてもそうは見えない!!!!!
しっかりしていて、魅力的な女性だと
周りから慕われている自覚もある分、、
期待から降りられない、そんなお話を
涙ながらにしてくださる女性の頑張りって、まぁ・・ものすごいものがあったりするのです。
本人はあんまり大したことない感じで、話しいただきますけどね^^;
そしてねーーー。
それだけ頑張れる女性だからなのでしょうか、
みなさん、口を揃えていうんです。
「私、もっと自立しなきゃいけませんよね」
「人に甘えすぎ、なんだと思うのです」
「もっとひとりで頑張れる私になりたいんです」
う、うーん?^^;
ある意味正解なんだけれど、正解でもないというか。
あるところでは正解なんだけれど、全てではないというか。
心のバランス、傾いていませんか?
実は私たちは
「いろんなところで、心のバランスをとりながら」毎日を過ごしています。
たとえば、職場では押さえ込まざるを得なかった気持ちが
気が許せる身近な人の前で、ドバッとでてしまう
こういうことは、実は誰でも普通に起きています。
たとえば、ですが。
お友達のお子さんが小学校に通い始めたときにね、
めちゃくちゃ荒れたことがあったんですよね。
普段も、姫っていったら姫なんですが。
拍車をかけて、むずがっている。
なんに関してもヤダヤダヤダ、って
手がつけられない感じ。すーーぐ、むくれる。
そのときにね、その子のお母さんが
こんなことを言っていたのです。
「きっと、学校で気を張って頑張っている分、おうちで出ちゃうんだろうなーー。
この人、こう見えてめっちゃ周りに気を使う人だから。」
その子の場合、
お母さんに甘えたり、
学校に慣れたりしていくうちに落ち着いていったのですが、
おうちの姿だけ見ていたらね・・
「わがままな子だ」って誤解されちゃいそうですよね。
もちろん、やっちゃいけないことや
ニーズの出し方は、練習が必要だったりしますが
(相手のあることですからね!大事!)
「そうか、外で一生懸命頑張っているから
おうちでニーズが爆発しちゃうんだな」
そんな視点を持つことが、できたなら
外で頑張っていることも、おうちで暴れちゃうことも
「その人なりの優しさ」であると、私は思うのです。
*
さてさて、とはいえ、です。
おうちでやたらと駄々をこねる、
暴れる、ストレス発散の仕方がやばい、
そんなときにはねー。生き方のチェンジが必要ですね。
あなたが悪いわけでも
間違っていたわけではなくてね。
「優しいあなただからこその、バージョンアップ」が必要なわけですね。
このご相談の本当のところはね
「大切な人を、もっと大事にできる自分になりたい」ってことなんですよね。
「私の場合はどうでしょう?」
「実際に変わるまで、取り組みたい」
「今度こそ、進みたい!」
こんなときには、私たちカウンセラーも
あてにしてやってくださいね。
あなたのお役に立てたら嬉しいです。
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