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いっぱいいっぱいのときには、まず、減らしましょう。

カウンセリングの現場では、

「いやいや。いまは頑張るを使うときではないですよ!」と
熱弁させていただくことがあったりします。

いろいろな問題が起こって。
どうしたらいいか分からなくなって。
考え付くことはやってみたけど、どうにもうまくいかなくて・・・。

話をしているだけでも、なんだか涙がこみ上げてきそうになる。

辛いのか、悲しいのか、悔しいのか・・・
もう何が何だかわからないよー!!

こんなときって、
「なにかしなきゃ~!」って、焦る気持ちが出て来ちゃいますよね。

でも、いっぱいいっぱいの時というのは

新しいものを取り入れる前に、
まず「減らしてあげる」ことを意識してあげると
すこし楽に乗り越えられたりするんですよ。

実は私も、そんな経験があるんですよね。

カウンセリングを受け始めた時。
私の中には問題がいっぱいでした。

どこにいても、しんどくて。
誰に対しても、怖さがあって。

弱音も愚痴も、うまく吐くことが出来なくて。

ワークショップに行って、ただ座っているだけでも
涙があふれて仕方がない・・・そんなころがあったんですね。

そんなとき。
心理学の講座で学ぶわけですね。

「自分を誉めてあげるといいですよ!」
「人を誉めてあげるといいですよ!」
「日頃起こったありがとう、を日記に書くといいよ!」

おぉ、そうか、そうなのか~・・。

じゃあやってみるか!と聞いてるときには思うわけですが、
お家に帰ると、なんだか動けない自分がいる。

そんな私って、ダメな人だなぁ~><って
いっぱいいっぱい、自分を責めてましたが・・。

いっぱいいっぱいで溢れそうな状態で、
新しいものを取り入れるって・・なかなか難しいんですよね。

アプローチ自体は、
あなたの今の問題解決にお役にたつものかもしれません。
今後、取り組んでいくことになるかもしれません。

でも、今いっぱいいっぱいなのに、
そこにプラスアルファ、何かしなきゃいけないだなんて・・
「そんなの無理だよ~!」って、心が悲鳴をあげちゃっても仕方がないと思うんですね。

たとえば、パソコンの容量いっぱいまでデータが蓄積されて
動きが鈍くなってしまったとしましょう。

時折、フリーズしちゃうことも・・。

そんなときに「このソフトだったら軽いから動きやすいかも?」なんて
軽いソフトを探して来て、だましだまし使うより、

いらないデータを消したり、まとめたり、
どこかにデータを移したりして

容量をあけて、負担を軽くしてあげたほうが
快適に使えたりすると思うんですよね。

まずはね。私はいま、いっぱいいっぱいなんだな~って自覚しましょう。
自分の気持ちを押し殺して、がまんすることは、たくさんやってきましたよね。

「立ち止まることがあったっていいんだよ」って
自分に声をかけてあげてみてくださいね。

そして、いままでためてしまった自分の気持ちを
信頼できるお友達などに、聞いてもらってください。

ものすごく辛い心境の時には、
話す人を選ぶことも大切だと思うので
よかったら、カウンセリングなど使ってみてくださいね~。

愚痴、後悔、不安、恨み節、涙・・・

なんでもいいので
まずはとにかく、たまっている物を吐き出してみましょう。

そして並行して

ほんの少しづつでかまわないので
いまやっている「犠牲」や「ガマン」も減らしていってみてください。

あなたがやらなくても大丈夫なこと。
さぼっちゃっても、さほど大事にならないことから
徐々に減らしていくのがコツですよ♪

そうやって、ちょっとづつ空いたスペースに

気楽に過ごせることや、気が休まる事、
自分が楽しめることを取り入れてみてくださいね~。

そうやって自分の心の状態がすこし落ち着いてくると、
自然と次のステップのための「作業スペース」が出来てきます

すこしでも落ち着いた状態で、本題を取り組んだ方が、
結果、早かったりするんですよ!
焦ると空回っちゃったりしますからね。

「この一週間は、おもいっきり吐き出す!!!」な~んて
決めちゃってもいいかもしれませんね。

日頃から「がまんしぃ」な方や、弱音が吐けない頑張り屋さんほど
一度気持ちを吐き出す、ということを、ぜひやってみてくださいね。

参考になれば幸いです。

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心理カウンセラー服部希美の一言メッセージ集

ササッと読める短い文章ですので、
よろしければ、この記事と合わせて読んでいただけたらなって思います♪

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