ゴールデンウイークなどの長期休暇の後に、
出て来やすいと言われている、5月病。
「病」と名前はついていますが、
「なんだかやる気が出ないな~」とか、「憂鬱だな~」とか、
「頑張りたくても、頑張れないな」とか「シンドイな」とか。
いろいろ心や体に不調が出てくることをひっくるめて
「五月病」と呼ぶそうですが・・
これって、どうして長期休暇の後に出てくるのでしょう?
みなさんは、私たちの感情が出てきやすいときって
どういう時だと思いますか?
実は・・・私たちの心というのは
「安心感」を感じた時に、
抑圧していた感情が出て来やすいと言われているんですね。
たとえば、迷子になっちゃった子供が
迷子センターで待っている間は、じぃっと大人しくしていたり、
迷子センターの人と仲良くお話ししているのに、
迎えに来たお母さんの顔を見た瞬間、泣き出しちゃった。
こんなことってありますよね。
お母さんが迎えに来てくれたとき、
嬉しくて笑顔になるんじゃないんですよね。
待っている間抑え込んでいた寂しさや不安が、
お母さんを見つけて安心したときに、出てくるんです。
お休み中に、しんどい思いが出てくるときというのは、
ドバっと過去に抑圧したしんどさが溢れて来てしまうというわけです。
(そして、その生活がこのまま続くのか・・と思うことで、
心の不調が出てくるということですね。)
では、この五月病、
どうやって乗り越えていったらいいんでしょう?
いろんな方法があると思うのですが、
カウンセラーとしての私のオススメとしては
今まで溜まってしまったストレスを解消して減らしていく。
ストレスを感じてしまう、今までの働き方を見直す。
この、2つの方向性から
心にアプローチしてあげるといいと思うんですね
抑圧してしまった感情を癒してあげて、今を楽にすることと、
原因を見つめ直し、自分の感情を抑圧しすぎない私になる事が大切だと思うんです。
抑圧してしまった感情の開放の面は、
まずは、自分は思った以上に
頑張っているのかもしれないなって自覚をしてあげること。
そして、弱音を吐く場所(安心できる対人関係)を用意して、
定期的に感情を吐き出させてあげたり、
ゆっくり自分を休める時間を確保するようにしたり、
スポーツで体を動かしてみたり、没頭できる趣味を楽しんでみたり、
お風呂にじっくり入って汗を流してあげるというのも効果的です
自分に心地いいやり方で、
自分をたっぷりと労わってあげることがポイントです!
また、働き方は
あなたの持っている心のパターンでもあります。
お仕事だけではなく、プライベートでも同じことをしてませんか?
頼まれると断ることが出来ずに、引き受けすぎてしまう。
手伝ってください、が言えない。頼ることが苦手。
人に気を使いすぎてしまう。
完璧主義、などなど。
一時的に感情を抑圧して、その場をしのいだとしても
長期的に考えると、このまま頑張り続けるのはしんどいですよね。
五月病になってしまう方の多くは、
「ひとりで頑張りすぎてしまう」
頑張り屋さんの心のパターンを持っている方が多かったりします。
あなたはいかがですか?
周りの人に「助けて」「手伝ってほしい」「辛い」って言えてますか?
いっぱいいっぱいの時にはとりあえず、
「誰かに弱音を吐く」からやってみてくださいね
「いやいや、気分が乗らないとか
そんな甘い事言ってちゃダメだ。気合いだ、気合!」
なんて、さらに感情を抑圧してしまったり、
(責任感が強い方によくあるパターンですね。。)
一人で抱え込んでしまうと
余計にしんどくなってしまいますからね。
身近な人には言いにくいときには
私たちカウンセラーを使ってやってくださいね!
参考になれば幸いです
場所は、名古屋・鶴舞駅すぐのカウンセリングルームです
現在の面談カウンセリング待機枠は
お気軽に予約センターにお問い合わせくださいね
<<カウンセリング予約センター>>
〇私もお手伝いします!!