「こんな自分は嫌われる」
そんな「自己嫌悪」を強く感じているとき
私たちって「自分を隠そう、隠そう」としてしまいがちなんですよね。
でも、すこしづ~つ自己嫌悪が減ってきて、
「素の自分も、出してもいいかしら?」と思い始め・・
徐々に自己表現が出来るようになってきたころ
出てきやすいのが
「話し過ぎちゃったかも?と思い始め、家に帰ってから凹む」
こんなときには、そんな自分を受け入れてあげながら
「そのままススメ!」が、オープンな私への近道ですよ!
こんなこと、話してよかったのかなぁという気持ち
いつもありがとうございます。
カウンセリングサービス 心理カウンセラー服部希美です。
今日は、私の経験から
たくさんオシャベリした後に、凹む心理を書いてみたいと思います。
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たとえば、
いつもは、言えないようなことを
ついうっかり、お友達に話せてしまった。
その場は、私も楽しかったし、
相手もノリノリで聞いてくれたけど
ちょっと冷静になってきたとき、
「本当に、あんなこと言ってよかったのかな?」って感じて
居ても立っても居られなくなってしまう・・・><
対人関係でお悩みの方の中には、
こんな心のパターンをお持ちの方って
けっこう、いらっしゃるのではないでしょうか?
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実は私、心理学を学び始めたころ
ワークショップの打ち上げが終わるあたりから、
じわじわと気分が落ち始め、
そのあと、数週間モヤモヤしてしまう、という時期があったんですよね。
そのときは、みんなと盛り上がって楽しかったなぁって感じていたり、
いろいろ聞いてもらえて嬉しかったなぁ~って思ったりしてるんですが、
あとになって、どんどんと
「こんなことを話した私を、みんなはどう思っているんだろう」って気になり始め
こんなに苦しい気分になるんなら、
話さないで、だまっておけば良かったな~・・って、いつも後悔していました。
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「話を聞いてもらいたいなぁって思ってたはずなのに、
なぜこんなに落ち込むんだろう?」と、いろいろ考えていたのですが、
どうやらその感覚は、
自分が話したり、弱音を吐いたり、
その場を楽しんだり、
日頃、自分が禁止していることを、やっちゃったあとに、
どっと押し寄せてくる、ということに気が付いたんですよね。
今の私しか知らない方には
ビックリされちゃうかもしれませんが
そのころの私は、飲み会やお友達の輪の中で
中心にいる、というよりは、端でこっそりと身を隠すタイプだったんですよ。
自分のことは、あまり話さず聞き役に回ったり、
周りに合わせて、笑っていたりして、敢えて、存在感を消してたんですよね。
いまから思うと、あまりに強い自己嫌悪から
自分を否定されることが怖くて、
自分のことを話さなくていいように、
存在感を消していたんだとおもうのですが
でも、そんな怖れの奥には、いつも
「私も、気軽にみんなとお話ししたいなぁ」という思いがあったんですよ。
モヤモヤが出てきた時ほど、チャンス!
実は、このモヤモヤがでてきたときって、チャンスなんですね!
なぜかというと、
自己嫌悪が強すぎて、完全ガードが当たり前の時って、
このモヤモヤ感って出てこないんですよ。
「私ももっと、自分を出していいのかも」って、
心が開き始めている証拠なんですね。 ですから、こんなときには、
「私はそれだけ、楽しかったのかもしれないないなぁ」
「それだけ私は、自由に振舞えたのかもしれないなぁ」
「自分への禁止が、緩んできたのかもしれないなぁ」
って、チャレンジを誉めてあげていただけたらな~って思うんですよね。
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そして、あまりにモヤモヤするならば、
自分の中の「怖れ」と「現実」を確かめるために、
話を聞いてくれた人に
「私、なんか、話し過ぎちゃったなぁって感じちゃったんだけど・・大丈夫だった??」
って、サラッと聞いてみるといいかもしれません。
(私もよく、先輩に「大丈夫でしたか?」って確認してましたね~。それだけ怖かったんでしょう。
徐々に、聞かなくても大丈夫になっていきましたよ。)
私たちはみんな、変化が怖い!
じつは、私たちの心や体って、生命を維持するために、
良くも悪くも「変化」があると、元の状態に戻そうとする作用があるんです。
ですからここで「あ、ヤバイ!」ってひっこまずに、
ぜひ、チャレンジを続けて「成功体験」を積み重ねていただけたらな~と思います!
参考になれば幸いです。
(↑高見カウンセラーと、語り合うの図。いつも終電ギリギリです 笑)