尊敬できる「師」がいる幸せ～劣等感を超えて～

いつもありがとうございます。
カウンセリングサービス　服部希美です。

今日はミニコラムです

あなたには、

「くそ～～、悔しい～～～」とか。
「あんな風になれたらいいな～♪」とか。
「う、器が違いすぎる。完敗だ・・」な～んて、

実際に同じ土俵で競うことはなくても、
思わず意識しちゃう・・・そんな人っていますか？

もし、あなたの中にそんな「師」がいるのなら
それはとても「幸せ」なことかもしれませんよ♪ 

「あの人に比べて、自分は劣っている」と感じることを
心理学用語で「劣等感」っていうのですが

出来れば・・・・感じたくない感情の一つだと思うんですね。

思わず、嫉妬してしまったり
落ち込んでしまったり
相手を悪く言いたくなってしまったり
「私には無理よ」って諦めたくなってしまったり

「劣等感」を感じると、
私たちは、ネガティブな気持ちになってしまいがちなのですが、

実は「劣等感」って、誰でも持っている感情の一つで

「劣等感」を前に進む力に変えることが出来れば、
あなたの欲しいものを手に入れるための、重要な原動力になるんです

そして、「劣等感」を感じてしまうぐらい
素晴らしいと感じてしまう人、というのは

自分が進むべき道を示してくれる、灯台のような存在にもなるんですね。

この「灯台」のような存在を
心理学では「ビジョン」と言います♪

実はこの「灯台」って、とても重要なんですよ。

私たちは、なにか手に入れたい、とか、
こんな人生を送りたい、というとき、

自分がまったく知らないものになるのって、
けっこう難しいんですね。

目標が漠然としていると、
どうしたらいいのか？どこへ向かったらいいのか
見失いやすいんです。

そして、「こんな人になりたい！」という人が見つかれば
こんな人みたいになることって、けっこう簡単なんですよ。

「あの人だったら、
こういうときどうするだろう？」

「あの人だったら、
こんなとき、どう考えるだろう？」って

自分のビジョンの人になりきって、
考えてみることで、

心持ちが変わり、行動が変わり、
現実が変化していきやすくなりますからね。

でも・・・

「パイオニア」と呼ばれる人たちというのは、

誰も通ったことがない道を、
切り開くことが求められたりするんですよね。

そんな人たちは、身を持って失敗しながら
手探りでやっていくしかないのですが、

実は、成功していらっしゃるパイオニアさん達でも、

心の中に
「あの人のような生き方がしたい！」
なんていう「師」がいる方が多いんですよ。

それは、身近な人だったり
偉人だったり、物語の登場人物だったり

周りの人から見たら

「え？もっとスゴイ人いるよね！？」って
思われちゃうような人だったりもするのですが、

でもその方にとっては、なにか
ピンとくるものがあるみたいなんですよね。

今日は、あなたの心の師、だったり
ああなりたい、と思うビジョンを探してみましょう！

そして、（くやしいけれど！！）どんなところが尊敬でき、
私は、どんなふうになりたいのか？思い描いてみてくださいね

そして、しばらくのあいだ
迷いや不安が出てきた時。

「その人だったら、こんなとき、どう行動するだろう？」って
意識をして、過ごしてみてくださいね～。

劣等感を、
自分の成長のために使うことが出来たとき。

劣等感を感じさせてくれるぐらい
魅力的な師匠と出会えたことに、

心から、感謝できる日が来るんじゃないかな～？って
私は思います

参考になれば幸いです！