「あなたは、和食が好きですか?嫌いですか?」
「一番最近、旅行に行った場所はどこですか?」
「2021年中にこれだけは叶えるぞ!なんて、夢や野望はありますか?」
たとえば、こんな風に質問を投げかけられたとき、
私たちは、いろんな想像したり、思い出したり、考えたりしますよね。
そうやって自分の中の答えを探しているうちに、
普段は漠然としている自分の気持ちが明確になって、
本当に欲しい幸せに、一歩、近づけたり。
「分からない」ということが「分かったり」、と、
実は「質問」の力を上手に使うことが出来ると、
自分らしく生きていくための、とても強力なツールになるですが、
私たちが自己嫌悪しているときに自分に投げかけている質問って、
いくら考えても、自分の中に「答え」がないものが多かったりするんですよね。
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いつもお読みいただき、ありがとうございます。
カウンセリングサービス 心理カウンセラー服部希美です。
今日は「質問」について。
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「自分のことは置いてけぼり」
「自分の気持ちが分からなくなっちゃった」
「どうも、自分のことを大切に出来ていない」
「もっと、自由に、クリエイティブな才能を伸ばしたい」
こんなご相談をいただいたとき、
自分の気持ちに気づきやすくなるレッスンとして、
クライアントさまに
「日常で、自分で自分に質問してみてくださいね~」って
宿題をお出しすることがあるんですね。
たとえば、なにか食べるときも。
「私は、いま私は何を食べたい?」
って自分に質問してみて、
いいなと思うものをチョイスしてみてくださいね〜というシンプルなものから
私は本当に、彼とやっていきたい?
私は、本当は何がしたい?
寂しいの?悲しいの?
嬉しいの?楽しいの?
そんな風に、
自分に、自分の気持ちを質問してみてくださいね、なんて
お伝えしたりするんです。
実はこの「質問」の力って、偉大なんですね!
答えを探すことで、自分の感情にフォーカスしやすくなりますし、
本当の自分の気持ちに気づき、癒しが起こったりすることも多いんです。
でもですね、質問だったらなんでもいいのか?というとそうでもない
というところが、ものすごく大切なんです。
たとえば、こんなことを自分に質問していませんか?
私は、彼に嫌われてないかな。
私なんて、女性としての魅力ないよね。
などなど。
こういった質問だと、質問の答えが
「相手が、どう感じているか」なので、
すればするほど、迷宮入りしてしまうんですね・・。
そして、軸が相手になってしまうので、
周りに振り回されてしまいやすくなっちゃうんです。
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「相手がどう思っているのか?」という部分はね
正直なところ、これらの本当の答えは「相手に聞くしかない」んです。
ですから、こういうときには、
まずは、そう感じているんだなぁと認めたうえで
ちょこっと自分に投げかける質問を変えてみるか
思い切って、相手に質問してみましょう。
質問を変える場合は、
主語を「私は」に置き換えてみるといいと思いますよ。
〇あの人は、私のことをどう思っているんだろう。
↓
私はあの人と、どうなりたいんだろう?
そのために、私に今出来ることってなんだろう?
〇みんなに、嫌われてないかな。
↓
嫌われているかどうかは分からないのに、
どうして私は、みんなに嫌われてるって感じちゃうんだろう?
相手に質問してみるときには、
〇私なんて、魅力ないよね。
↓
魅力というのは「人が、自分を見た時に勝手に感じる印象」のこと。
本当に周りの人が、自分のことを魅力がないと思っているのか
お友だちに「私のいいところ、どこですか?」って聞いてみたり、
いままで誉めてもらった言葉を思い出して、確認してみよう♪
○あなたは私のこと、嫌いなんでしょ?!
↓
私、あなたに嫌われちゃったのかなって感じて不安なの。とか。
もっと仲良くしたいなって思っているよ、とか。
こんなかんじでしょうか。
自分ではなかなか・・・、という方はどうぞ、
カウンセリングで「質問の力」を体験してみてくださいね。
参考になれば、幸いです。