いつもありがとうございます。
カウンセリングサービス 服部希美です。
今日は、寂しさの心理学より、
「逃げ癖」について、書いてみたいと思います。
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どうして、寂しさの心理学で
逃げ癖?(なんか、イヤ~な言葉ですねぇ・・)
と思われた方もいらっしゃるかもしれませんが、
逃げ癖があると、
人との心の距離ってなかなか縮まらないんですね。
縮まってきたな、親密になってきたな、と思ったとたん
関係をリセットしたくなってしまったりすることも、多いので、
「私は、逃げ癖があるなぁ」と感じていると、
現状うまくいっていたとしても、
「いつか、逃げちゃうんじゃないか?」という、不安がつきまとったり、
慢性的に
寂しさを感じちゃう場合が多いんですね。
実は「逃げ癖」というのは
過剰に感じている「罪悪感」が
原因になっていることが多いです。
(もちろん、ケースバイケースですけどね)
というのも、
私たちは、ごめんなさい、という
罪の意識を過剰に感じてしまうと、
人と距離を取りたくなってしまうんですね。
たとえば、
仕事でミスをやっちゃったとき。
反省することは大切なことですね。
でも、誰だって、ミスはしますし、
ミスをしたことで、学ぶこともたくさんありますから
ミス自体は
大切なプロセスなのですが、
そこで、過剰に自分を責めてしまうと
お仕事を辞めたくなってしまったり、
自分から人と距離を取りたくなってしまうことがあるんですよ。
これが、恋愛であれば
「俺(私)じゃないほうが、
あなたは幸せになれると思うんだ。」
なんて、自ら身を引いてしまったり。
急に音信不通になる、
対人関係を、いきなりすべて切り離したくなる、
なんてことを、やりたくなってしまったりするんです。
こういうとき、本人の自覚としては、
「煩わしいな」とか「面倒くさいな」って感じていて
投げ出しているように感じることも多いのですが、
実は心の奥で、めちゃくちゃ
「罪の意識」が眠っている場合が多いんですね。
こういうタイプの方は、
人に優しくありたい、とか。
お役にたちたい、とか。
すご~く真面目、とか。
がんばりやさんに多いんですね。
そして、いい人が多いです。
だからこそ、自分のミスが許せない。
未熟な自分が、自分で許せないわけです。
自分に厳しすぎるがゆえに
その場から、逃げたくなっちゃうぐらい、
罪悪感を感じちゃう、
がんばりやさん、なだけなのですが、
ミスをするたびに、
お仕事を辞めたいなぁと思っちゃう自分って弱いな、とか、情けないな~とか。
人として最低だなぁ、冷たいなぁ、とか
無責任だなぁ・・・・って
誤解しちゃうことが多いんですよね。
周りの人も、自分も。
もしあなたが、
このパターンを持っているなぁ~と感じた時には、
逃げたいな~、と感じる気持ちは
そのまま受け止めてあげて、
「もしかしたら、
私は、自分を責めすぎているかもしれないな~」
という視点を持ち、
過剰に責めすぎている分は、自分を許した上で(ここ重要)
「自分のためにも、相手のためにも
いま出来るベストを尽くしてみよう」
と、ちょこっとだけ
意識を外側に向けてみるといいと思いますよ。
実は私もずっとずっと、
このパターンを持っていたのですが、
カウンセリングを受けるようになって、
随分と捉え方が変わってきたんですよね。
そのとき、自分の意識を変えていくプロセスで
すごくお役にたったのが
カウンセラーさんから教えてもらった、この言葉なんです。
「ミスは、訂正すればいいだけ」
私は付箋に書いて、
見えるところに貼りつけて
しんどくなってきたなぁ・・と思ったときに、見返していました。
良かったらみなさまも、やってみてくださいね~。
自分ではなかなか、手におえない(泣)
時短して、癒したい!
そんなときには、
どうぞ、カウンセリングを使ってみてくださいね!
参考になれば、幸いです。
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