「彼は、ムリして自分と付き合ってくれているんじゃないか？」と感じてしまうときには、自分がまずムリをしない。

彼の顔色をうかがってしまう。
つい、遠慮をして言いたいことを言えない。

こういう不安や遠慮がいっぱいの
恋愛をしているとき、って

「彼は一体、こんな私のことを
どう思っているのかな？」

って、彼の気持ちにばかり
意識が向きがちなんですよね。

彼の気持ちを思いやる、ってとっても大切ですし
それはあなたの優しさや、思いやりなんですが、

自分の心にある「不安のフィルター」を通して、彼を見ると
どんな彼も「不安」に結び付けちゃいがちなんですね。

ですから、彼の行動よりも先に
自分の中の不安を、少しでも 取り除いてあげることが出来ると、

恋愛の不安ってグンと減ったりするんですね

いつもありがとうございます。
カウンセリングサービス　服部希美です。

今日は、「恋愛の不安」について書いてみたいと思います。

彼がいない方でも同じなのですが
恋愛に不安がいっぱいある方って、多いですよね。

正直、全くないよ♪という方はいらっしゃらないのではないか？と
思うのですが、どうでしょう・・。

今日ピックアップします不安は、
「彼は、ムリして自分と付き合ってくれているんじゃないか？」と感じてしまうとき。

たとえば、デートの予定を決めるとき、

行きたいところを聞いてくれるのは、ありがたいけれど
彼からの提案は、あまりない。

「君の行きたいところでいいよ」って、いつも受け身。

自分の都合ばかりを通しているように感じて、
彼にムリさせてるんじゃないかな？って不安になっちゃうんです

本当は嫌なんじゃないかな？とか思っちゃいます。

カウンセリングの現場では、
こういうご相談をお聞きすることも多いんですね。

「いやいや、
彼が自分の都合に合わせてくれるって、いいじゃないの！」

私なんて、
彼の都合に合わせなきゃ会うことすらままならなくて
いつもガマンばっかりで、辛いのに・・！

って、感じる方もいらっしゃると思うのですが
実はこれ、根っこは同じなんですよね。

自分に合わせてくれる彼に、申し訳ないと感じる方も。

自分が相手に合わせなければ成り立たない（と感じてしまう）
恋愛にハマっている方も、

根っこには
「私は、人に合わせないと愛されない」
「相手の期待に応えなきゃ愛されない」

という、不安が隠れている場合が多いんです。

一見、分かりづらいのですが

「彼は私に対して、無理をしているんじゃないか？」

って感じやすい方、というのは、

日頃、彼に対してだけではなく、周りの人に
「自分が無理をして、合わせる」ということを、やっている場合が多いんです。

そして、けっこうその状態が辛いな・・って
感じていらっしゃる場合が多いんですね。

だから、彼も自分に対して、

同じことをやっているんじゃないか？辛い思いしてないかな？
って不安になっちゃったりするんです。

実生活で取り組んでみるといいかな？と思うことは、
彼に対してだけじゃなくて構わないので、

自分が、まずムリをしない。
お断りしたい時には、お断りする。

ということを、心がけてみること。

なかなか・・・・・難しいんですけどね～～～

（出来るようになると、簡単なんですが、
最初は抵抗出て来やすいですよね）

まずは、本当に本当に
小さなことからで、かまいませんから

「あ、これは嫌だなぁ」とか。
「ムリしなきゃ、出来ないなぁ」というところから、

お断りしてみる。

いろいろな頼まれごとに対して、
引き受ける前提、ではなくて、

「引き受けたいか？」「引き受けないか」を吟味して、

「自分で選択」するように意識してみるだけでも、
ずいぶんと違ってきますよ。

（ちなみに、こういうときは嘘も方便ですからね。
自分が一番断りやすい形で、お断りするといいと思いますよ～
それが、相手にも優しい場合もあります。）

ちなみに、ちゃんとお断りが出来るようになってくると

依存的な人を見ても、イラッとしにくくなったり
人との距離感が適切になり、気楽に交友関係が築けたり、と
多方面で、いい影響が出て来ますからね。

ちょっとやってみてくださいませ。

ちなみに・・・・・・

実体験で感じた事なのですが、

お断りした後、胸がざわざわっとしたら、
それはある意味「ナイスチャレンジ」だったりしますよ（笑）

そんなときには、

それだけ私は「相手の期待に応えられない」ということに
罪悪感を感じてきたんだなぁ～って、思ってあげてくださいね！

頭では分かっているんだけど、抵抗が強すぎるよ・・と言う方は
カウンセリングなどを使っていただけたらと思います。

どうして、あなたが
人に合わせる・期待に応えるという愛し方を選んだのか？

根本的な部分を探っていくことで、
ハードルを下げていくことが出来たりしますからね。

（たとえば、幼少期の家族間がケンカが多かったり、
家族の中に、何らかの形で「手がかかる人」がいて、
いい子でいなきゃいけなかったり。

世間体を気にするご家庭に育ったりすると、
出て来やすいパターンかもしれません

どんな理由があるにせよ、大人になった今、
自分で愛し方は選択できるよ～というところが、

カウンセリングのポイントですね！）

参考になれば、幸いです。

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