いつもありがとうございます。
カウンセリングサービス 服部希美です。
先日、『父がくれたお財布の話』という記事を、
カウンセラーのコラムに投稿しました~。
父との思い出の一つである、「お財布」のお話です。
よろしければ、ご覧くださいね♪
コラムでは、ひとつの「恩返し」のカタチについて
書いてみたのですが、
せっかくなので、もうひとつ。
「恩返し」で記事を書いてみたいと思います。
* * * * *
随分と前、このブログで私は、
「お返ししなきゃ、と思って苦しいとき。」
という記事を書いたことがあるのですが、
この記事を読んで
「その気持ち、分かります!!!!!」
って、ご感想をくださった方と、
「えっ、そんなこと思うんだ!」って
ビックリされた方と、けっこう、分かれたんですね~。
で、「そんなこと思うんだ!」って感じた方に
当時、いろいろインタビューしたのですが、
そのとき感じたのが、
「恩返し(お返し)」という言葉の捉え方の違い、だったんです。
たとえば、対両親だとしたら。
今まで私を育ててくれたのだから、
両親に恩返しをしなきゃいけないよね。
いろいろ反抗したり、
迷惑をいっぱいかけちゃったし・・
ここからは、できるだけ
「親に、恩を返していかなきゃ」。
実はこれ、
子から親への愛情表現でもあるのですが、
私は親に迷惑をかけた、
という「罪悪感」があることで、
「恩返し=罪滅ぼし」になっちゃってる場合も多いんですよ。
もちろん、相手に直接
感謝の気持ちを伝えたり、
自分が助力してあげられるときには、
恩返ししてあげられたら、それは素晴らしいこと!
でもそれは、いままでのマイナスを補うためではなく、
プラスになっていくもの、なんですね。 とはいえ、、、「恩返し」するって、
結構むつかしい・・と思いませんか?
恩返ししたいなって思う人はいるけど、
もう連絡は取ってない、とか。
お相手が、お亡くなりになられている、とか。
通りすがりの人、だったりとか。
直接的に、恩返しすることが難しい。
そんなこともあると思います。
そんな時におススメな与え方のひとつに、
「恩送り」というものがあります。
「恩送り」とは、誰かから受けた恩を、 直接その人に返すのではなく、別の人に送ることをいいます。
(ちなみに英語だと、ペイフォワード、と表現されるそうです。
こっちのほうが、聞いたことある方が多いかもしれませんね~)
最近は日本でも、
「恩送りコーヒー」を取り入れたカフェが話題になって
テレビで特集されていたりもするので、
言葉を聞いたことがある方も多いかもしれませんね。
*「恩送りコーヒー」とは、
イタリアのナポリの昔からの伝統で、
カフェに来た人が、次の人のコーヒーの代金を先払いしてあげること。
そのコーヒーが飲みたい人は、「カフェ・ソスペーゾ」があるかどうかを尋ねると、
先払い分がある場合には無料でコーヒーを飲むことができます。
ようするに、恩送りって、
自分が受け継いだもの(いただいた恩)を
今度は、自分が誰かに与えていくことで、
いただいた恩を、返すだけではなく
どんどんと広げていくことが出来るよ~、という、与え方なんですね。
たとえば、あなたが
誰かに、優しい言葉をかけてもらって
すごくすごく救われた経験をして。
今度は、自分がしてもらったように、
誰かに優しい言葉をかけてあげることが出来たとしたら・・
そして、その人が、
その人の大切な人に、と、伝染していったとしたら・・
もらった「愛」は、無限に広がっていく!というわけです。
(それこそ、世界中に!!笑)
もちろん、誰かにコーヒーを奢りなさい!!
とお伝えしたいわけではないですし、
自分を犠牲にしたり、
罪滅ぼしの気持ちでやってしまうと本末転倒なのですが、
この、いただいた恩をどうしていこう?と感じた時には、
ちょっと、やってみていただけたらなぁ~って思います。
参考になれば幸いです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
カウンセリングメニュー・ご予約方法
面談カウンセリングの最新ご予約状況カレンダー
そもそも、カウンセリングってなあに?という方へのまとめ記事
初回は無料でお話しいただけます、
45分の電話カウンセリングもございます。
お気軽に、予約センターまでお問い合わせくださいね。