不安な気持ちは、変化の前触れ

いつもありがとうございます。
カウンセリングサービス　心理カウンセラー服部希美です。

今日は、つい厄介者にしてしまいがちな

不安って、感じると居ても立っても居られない感じがして
居心地が悪いもの、なんですが

実は、悪いものでなく
私たちの心や体を守ってくれる、大切なものなんですよ。

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私たち人間は、実は
あまり「変わりたくない」生き物。

いまが幸せだから、とか
苦しいから、とかは関係なく、「変化」が怖いんですよね。

それはなぜかといいますと、私たち動物は

変化や未知なものに、
生命の危険を感じるから、なんです。

たとえば、体温が
平熱から1度上がっただけでも、
私たちって、体の変化を感じますよね。

あ、熱がある感じがする。
だるいな～ヤバイぞって。

そうすると、
悪寒がしたり汗をかいたりして
体が自然と調整して平熱に下げようとします。

こんな風に「いつもどおり」に保とうとすることを
恒常性（ホメオスタシス）といいます。

実は、心も同じことが起きるんです。

変化の前触れが出てきた時、
たとえ、それが喜ばしいことだったとしても

自分を守るために、

不安や怖れを使って、
自分を現状維持しようとしてしまうのですよ。

やめとけよ～

そんなことしたら、
どうなるか分からないぞ～って

たとえば今まであまり興味がなかったんだけれど
「そろそろ婚活してみようかな？」と思うようになった。

こんなときにも、
この「恒常性」からくる不安や怖れって出てくるんです。

いまさら遅いんじゃないの？
若い女性のほうが有利に決まってるじゃん。
やるだけムダムダ！

婚活に来る男性なんて、いい人いないよ。
あんまりいい噂、聞かないし。

嫌な思い、するかもしれないよー。
やめといたほうがいいよ。

こういった内なる声も
実は「心を変化から守るため」。

あなたを守るために、出てきてくれているんです。

ついつい私たちは
不安や怖れを悪者扱いしちゃいますが
あなたをまもる、ナイトでもあるんですよ。実はね。