「腹が立つのは、心が狭いからよ」
「泣くのは、あなたが弱いから」
「大人なんだから、もっと落ち着きなさい」
「まったくもう、恥ずかしいんだから・・・。」
こんなセリフって、
みなさん、一度は耳にしたことってあるのではないでしょうか?
私たちが、いろいろな個性をもった他人と
よりよい関係を築き、生きていくための「知恵」としての、
マナーやルール、配慮というのは
ある程度は必要だと、私は思うんですね。
でも、自分の「感情」を禁止してしまうと
私たちは「生きている喜び」まで、感じなくなってしまいます。
今回は、
感情を「感じてはいけない」という禁止を解くと、
もっと人生は楽しくなる!
というテーマで書いてみたいと思います。
* * *
いつもありがとうございます。
カウンセリングサービス 心理カウンセラー服部希美です。
カウンセリングの現場では、
いろいろなお話をお伺いするのですが、
自分の感情を表現する、
とくに「泣く」ということに関して、
悪いことだ、逃げだ、弱いことだ、と感じ
禁止している方って多いんですね。
というのも、私がそうだったんです(汗)
私の場合は、あまりに辛い感情を抑圧しすぎて
ちょっとした注意をされちゃっただけでも、
涙がこみ上げて来そうになったり、
ひとりになると、どうしようもなく
涙があふれて来てしまう、そんな状態だったので、
そんな「泣き虫」な自分がすごく嫌いでした。
何で他の人みたいに、耐えられないんだろう。
私って本当に情けない、弱いなって思っていましたね~・・。
でも実は、涙には浄化作用があるんです。
いっぱいいっぱいに溜まってしまった感情を癒したり、
心の傷を癒したり、緊張を取り除いたり、
自分を守るための
大切な役割があるんですが・・
自立的にがんばって生きて来た方にとっては、
「自分の感情に素直になる」ということに対して、
すごく抵抗が出てくる方も多いんですね。
感情が上がってこようとすると
ぐっと、こらえちゃうんです。
その理由はいろいろあると思いますが、
「まったくもう、恥ずかしいんだから・・・。」
和を重んじたり、
恥ずかしがり屋さんの多い日本では、
「感情を表現することは、はしたないことだ」
みたいな文化もあったりするので、
子供のころから、こういうことを言われることが多かったりして、
感じちゃダメなんだ、と「禁止」しちゃっていたり、
「どこにも拠り所なく、がんばっている」
と感じている状態の方にとっては、
感情が、大きく揺さぶられちゃうことはとても怖いので
「泣いちゃったら、
もう、立ちあがれないかもしれない」
という思いから、禁止しちゃうことも多いです。
優しくされるのが辛い、という方は
このタイプかも知れませんね。
また、感情を禁止している方にとっては
「~しちゃだめ」という自覚がある方も多いですが、
表面的には、
「泣いたところで、状況は変わらないじゃん」
「そんなことしてたって、意味ないし」
みたいに、「諦め」の方向に
もって行くことが多いですね。
みなさんは、いかがですか?
カウンセリングなどで、
こういうお話をお聞きしていると、
きっとこれまでも、そうやって、
辛い局面でも、歯を食いしばって、
がんばって来られたんだろうな~・・
って感じて、切なさを感じることも多いんですよね><
でも、そうやって
自分の感情を禁止していくと、
どんどんと自分の心に悲しみや、
苦しみが溜まっていってしまい、余裕がなくなっていき
問題を引き起こしやすくなったり、
生きづらくなってしまうんですね。
しかも「孤独」にも、なってしまいやすいんです。
ということで、解決編は
長くなりましたので、続きます!
◇過去の失恋を引きずっていて、つらい。
◇彼はいるんだけど、なんだか寂しさが消えない。
◇人の幸せを素直に応援できない などなど・・
「もっと仲良くなりたい!!
・・・でも、近づけない。うまくいかない私」
から「私が本当になりたい私」になるために。
30代からのうまくいかない恋愛、お友だち関係のカウンセリングをご提供しています。
初回は無料でお話しいただけます
電話カウンセリングもご用意しています。お気軽にお使いくださいね。
電話カウンセリング(45分)のほかに、
名古屋・鶴舞駅の弊社カウンセリングルーム (地図)にて
直接お会いしてお話をお伺いする、 面談カウンセリングも行っております。
個室で、ゆっくりお話をお伺いしますので、
「電話が苦手」「周りが気になる」という方にも、好評いただいております(これは昔の私です!)
直近の面談カウンセリングの予定は・・
◇11月11(金)15(火) 20(日)21(月)
お問い合わせ・ご予約は・・・
pan>