いつもありがとうございます。
カウンセリングサービス 心理カウンセラー服部希美です。
今日は「いい子・いい人・いい彼女」の愛し方について
書いてみたいと思います。
人から「いい子・いい人・いい彼女」だと思われたらいいな。
そんな風に、喜ばれる人でありたい。
こんなふうに思うことって、
何にも悪くないんじゃないかな?って
個人的に思うんですが、
こういう心理学のブログなんかでは、
「いい人」って、
若干ネガティブな要素を含んでいるような
イメージがあったりしませんか?
いい人でいたいと思うこと自体が、悪いことみたいな(汗)
確かに、一理あると思うんです。
なぜかといいますと
お悩みを抱え込んでしまう方って、
「いい人を、やり過ぎ」ている人が多いから。
「いい人でなきゃいけない」って
思いすぎちゃっている人が多いから
。
でもね、「やり過ぎちゃう」人にも
そうせざるを得ない理由があると思うんですよ。
いい人やめましょうよ、
嫌われてもいいじゃない、
人は人、自分は自分だよ、
そんな風に言われて、
はいそうですね、って
思えない自分がいるのも、事実だと思うんです。
今日はその心理を
紐解いてみたいと思います!
私たちは、
いろんなお話を聞いていると
「私が愛するということは、
こういうことをすることです!」
って、伝わってくることって多いんですよね。
そしてその「愛し方」は
基本的に「自分の得意なこと」で出来ています。
その愛し方を選択した時代に、得意だったことが
そのまま、いまに引き継がれていることが多いんです。
たとえば、テストで100点を取ったら
お父さんが誉めてくれて嬉しかった!
そんなとき。
もう一度、お父さんを喜ばせたい!と思い、
勉強を頑張る、というのはわかりやすいと思うんです。
でも、ここで
勉強が本気で苦手な人だった場合、
たとえ「勉強しなさい!」って言われたとしても、
その努力って出来ないもの、なんですよね・・。
期待にこたえたくても、こたえられないので
ちょっと違う方向で「頑張る」ことが多いのです!
で、ですね。
基本的に、
いい子・いい人の生き方を選択する方、というのは
愛すること、慈しむこと、
受けいれること、
いろーんな愛する方法の中から、
そのやり方を選択しているわけなのですが
ここに、欠乏感や、自己価値の低さ、
心の傷などの影響で
自分のニーズ(欲求)が乗っかってしまうと
「いい人でいなければ、愛されない」
といった、
プレッシャーが乗っかってしまい、
ちょっと無理をし過ぎたりして、
犠牲をしてしまうんですね。
犠牲をしてしまうと、人に期待をしてしまいます。
「これだけやったんだから、
今度は私を、愛してくれるよね?」って。
そして、「期待は失望の母」なんていう人がいるように、
「期待は裏切られる」ことが多く。
人間不信に陥ってしまったり、
燃え尽きてしまったりするわけです
(心理学では、
犠牲と期待と失望はセット商品
なんていったりします。
期待しちゃうあなたが悪いわけではなく、そういう心の仕組みなのです。
責めないであげてくださいね^^)
無理やりに「いい人」を辞めようとすると、
「いい人をやめる」=
「私が愛するのをやめる」
という図式になり、
ものすごく抵抗が出やすいんです。
そして、
ですから、こういう場合は・・
「いい人は、損だよ!」とか。
「いい人なんて、やってられないわっ」
って、
自分の中の、愛を認めた上で、
いい人でなければ愛されない、という
気持ちを駆り立ててしまう大元である
自分を見つめ直してあげたり、
欠乏感や、心の傷を癒していくことと、
いまのあなただからできる愛し方を模索し、
リニューアルしていくこと
が大切だと、私は考えていたりしますよ
そこが楽になってくれば、
必要以上にいい人でいなければならない、という
駆り立てる気持ちが減り、
日常で感じる感情が変わり、
現実の行動が変わってきます。
そうすると、現実も変わってくることが多いですからね~!
あなたはなぜ、
いい子・良い人じゃないと愛されないって
思っちゃったんでしょう??
そしてどれだけのことを、
その優しさで
乗り越えてきたんでしょうね。
ぜひ、あなたの誤解を解いてあげてくださいね。
参考になれば幸いです♪
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