散らかっている部屋と、寂しさの関係【寂しさの心理学】

部屋が物で溢れている。

このままでは不便だな、

お客様をお家に呼べないな、

そろそろ片づけなきゃ、と思うけれど、

なかなか、やる気が沸かない。

こんなとき、

「私って、だらしないな」

「私って、ダメな女だわ」って

自分のことを誤解しちゃいがちなのですが、

実はこういうとき、ちゃんと

「出来ない理由」があったりするんですよね。

今日は、散らかっている部屋と

寂しさの関係について、書いてみたいと思います。 

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いつもありがとうございます。

カウンセリングサービス　心理カウンセラー服部希美です。

今日は私も書いていて耳が痛～～～い、

お部屋の片づけについて。

先日、お友だちのお家に

遊びに行ったんですが、

「生活に必要なアレコレは、

どこにあるのかしら？」

と、疑問に思うぐらい物が少なくて

まるで、モデルルームみたいだったんですね～

もう、あまりにステキすぎて、

「私も帰ったら、お家を片付けよう！」

と意気込んでたのですが、

これが、なかなか・・・・（遠い目）

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お部屋がいつも散らかっている。
いつも、物で溢れている。
床に物が散乱している。

こんな「片付けられない」 方って、

案外、多いと思うのですが、

忙しいしね、仕方がないよね、

というレベルではなく

どーしてこうも、片付けられないの！私！

というレベルのときって（過去の私ですね・・）

部屋が散らかっていることで

得ているメリットがあったりするんですよ。

そのメリットの中には、

自分の「寂しさ」を感じないようにするため。

つまり、防衛の心理から

来ていることも少なくありません。

いつも心が空っぽで。

満たされない思いを抱いているんだけれど、

それを感じるのがあまりに辛いので、

たとえ、ものであったとしても
ないよりまし。

そんな風に、心のすきまを

もので埋めようとしていたりするんですね。

（自覚はない場合が多いですけどね）

「あー、片付けなきゃな」

そんな風に煩わしく思う、ということすら

片付いちゃったら、なくなっちゃいますからね（笑）

なーんにもないよりは、

片付いてない状態が気になっている方が、

心は満たされているように、感じちゃうわけです。

ちなみに、そんな方にとっては

「もの」は、人や愛情の代替品なので、

なかなか、手放すことが出来ません。

他人から、

「単なるごみじゃん！」って言われようと、

たとえ、本当にゴミだろうと

不便だろうと、

健康に悪かろうと、、、。

その人にとっては、

なくなっては「困る」こと、なんですね。

だって、それがなくなっちゃったら

心が保っていけないから。

こういうときには、

自分の中にある「寂しさ」と、

ちゃんと向き合ってあげるといいと思います。

正直なところ・・・

見ないふり、知らないふりをし続けても、

寂しさって、なくなっていかないですからね、、。