いつもありがとうございます。
カウンセリングサービス 心理カウンセラー服部希美です。
今日の一言を更新します。
生きていれば、辛いことや、悲しいこと
悔しいことに遭遇することって、ありますよね。
事の大小に関わらず、
割り切れないな、理不尽だな、
そんな、やりきれない思いを抱えてしまうことだって、
正直、あると思うんです。
でも、そんなとき
一番辛いのは・・・
そういうことに遭遇したとき、
「感情を飲み込んで、なんでもないフリをすること」
なのかもしれないなって、私は思うんですよね。
大切な人を、守りたい。優しくありたい。
そんな風に思う「心優しきがんばりやさん」ほど、
辛い状況におかれたとき。
「物事に動じない、心の強さを持たねば」
と自分を追い込み、
自分に厳しくしちゃうことって多いみたいです。
その結果、感情を飲み込んでしまったり、
切り離してしまうことが多いのですが、
実は、そういうことをやり続けていると、
自分が何を感じているのか分からなくなっちゃうことが多いんですね。
たとえば、
自分がどれだけ
「辛い、悲しい、悔しい、しんどい、寂しい」
を感じているかが、分からない。
結果・・・
倒れるまで、がんばり続けてしまったり、
急に、心がぽっきり折れてしまう、なんて事が起きたり。
辛い感情が麻痺してしまうと、
楽しい・好き・やりたい!
といった感情まで麻痺してしまうので、
「人に合わせて笑っているけれど、楽しいって感覚がない」とか。
「恋愛がしたいかどうか、分からない」
というお悩みも出てきやすいです。
なんだか、人と距離をとりたくなる
なんて方も多いかもしれませんね。
悪い人でもないし、嫌いでもないんだけど
人と関わることが、わずらわしく感じちゃったり。
大切な人のために、というのは
あなたの愛なんだけれど
辛いことを一人で抱え込み、
自分の感情を、飲み込んでしまうことを続けてしまうと
大切な人に心配を掛けちゃったり、
大切な人ですら、わずらわしく感じちゃう。
そんなことが、おきやすくなっちゃうんです。
人生、いろんなことがありますから
確かに、ひとりでぐっと、
踏ん張らなきゃいけない状況のときも、あるでしょう。
耐えざるを得ない、そんなこともあると思います。 それはとても、すごいことで、
なかなか出来ることではありません。
でも・・そのがんばり方は、
「緊急処置」にしておきましょうね。
そうじゃないと・・・
大切な人を悲しませてしまうことにもなりかねませんから。
*
こういう心のパターンをお持ちの方は、
そのときじゃなくても、かまいませんので、
飲み込んでしまった感情は、都度 ちゃんと安全な場所で、
吐き出して、癒してあげることを意識してみてくださいね。
信頼できる人に聞いてもらう、というのもいいですし、
長年蓄積された感情を開放しようとすると、
どばっと辛い思いが溢れてきてしまうことがありますので、
カウンセリングもご利用いただけたらと思うのですが、
まずは、ファーストステップとして
「つらいときには、泣いてもいいんだよ」って
自分で許可を出してあげて欲しいなって思います。
「つらいときには、泣いてもいいんだよ」
って、何度も何度も、
自分に声をかけてあげてくださいね。
泣くことや、悲しむことも
笑うことや喜ぶことと同じぐらい、大切な感情です。
どんな自分も、大切にしてあげていただけたらなって思います。
そうやって、あなたが、 自分のしんどさや悲しみをも受け入れ、
自分に優しく扱ってあげることが出来るようになると、
あなたが大切に思う人にも 同じ事を、楽に、してあげられるようになります。
結果、人との関係も
ぐっと良くなってきますからね♪
「心優しきがんばりやさん」ほど「自分にも優しく」
ぜひぜひ、お試しくださいませ。
参考になれば幸いです!