相手は既婚者さんで 私は、心優しき未婚女子。
そんな「セカンド」な恋愛のしんどさって いろいろあると思うのですが・・
「頭と心がばらばらで、自分がままならない」 状態になりやすいと思うんですよね。
たとえば・・
彼のご家族に申し訳ないなと思うけれど、誘われるとやっぱり嬉しい自分がいる。
彼と、自分の幸せのためにもちゃんと区切りをつけよう、と思ってもなかなか踏ん切りがつかない。
つい、相手に流されてしまう。
善悪の判断は、 ちょっと置いておきまして。
人を好きになることって、 ・・・コントロール出来ないんですよね。
相手がある人なのに 心が惹かれてしまいました、、
その気持ち自体に、悪意はないと思うんです。
家庭がある、とわかっているし
壊したいわけじゃない。
でも、
彼が自分を誉めてくれたり 誘ってくれたりするのが、嬉しい。
優しい言葉や気にかけてもらえると、泣けてきちゃう。
その気持ちも、私なりに、分かるような気がします。
でもですね。
他にもあなたのことを認め、 好きになってくれてる人がいるのに
どうして、相手がいる人に私の心が惹かれてしまうの??
ここが、ポイントですよね。
いつもありがとうございます。 カウンセリングサービス服部希美です。
今日は、前回の続きです。
ケースバイケースなのですが、、
「三角関係」の恋愛にハマりやすい女性って
「上手に人に、依存ができない」という課題を持っていらっしゃったりします。
助けて、寂しい、が言えなかったり。
認めて欲しい、って言えなかったり。
そしてその生き方は
今に始まったわけではなく
子供の頃からずっと、続いていたりするんですよ。
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例えば、心理学では 女の子が1番最初に恋をするのは
1番身近にいる異性である、父親だと言われています。
でも父親には、 母親というパートナーがいますよね。
つまり、私たちは残念なことに 不倫の関係からスタートするわけです。
ここで、充分に
私は両親に愛されてるなーと感じた後
「でも、父親は一人の男性で、母親のパートナーなんだ」
と、ちゃんと親離れが出来ると
今度は、外の世界で
自分も、ひとりの女性として 男性と恋愛が出来る準備が整うのですが。
心優しきがんばり屋さんってね
ワガママを言わない、いい娘でいれば
お父さん、いつか愛してくれるかな?
お父さんに、迷惑かけたくない。
お母さんにも、迷惑かけたくない。
って、ぐっと甘えを抑圧しちゃうことが多いんですね。
そうすると「十分に愛されていたなぁ」って
感じにくくなっちゃうんですね。
そうすると、大人になった時
あの時、親からもらえなかった愛情を
「愛されたい子供時代の娘」の欲求のまま
「パートナー」から、もらいたくなってしまうんですよ。
父親ポジションな人に、愛娘のように可愛がられたい。
いっぱいいっぱい、認めてもらいたい。
もっともっと、甘えたい。
弱音を吐いてヨシヨシしてもらいたい。
誰よりも、お前を一番に愛しているよ。
君だけだよ、って言ってもらいたい。 という欲求が、暴れちゃうんですね。
そうすると、恋愛が お互いを支えあう
対等な男女としてではなく
理想の父と愛される娘
みたいな関係になりやすくなります。
だから、お相手が
恋愛経験が少なかったり、
父性が発展途上な「独身男性相手」だと、
なんか物足りない。 頼りないなと感じてしまい
恋心が、動かずに
恋愛豊富なプレイボーイや、
かつての父親のように 奥さんがいる男性から、
愛情が欲しくなっちゃうわけですね。
***
もちろん「父と娘」のような関係性でも
全てが「不倫」の形をとるわけではなく
うまくいっているカップルもいます。
いろいろな恋愛の形がありますからね。
お互いに「幸せを感じられる」関係性であれば
それでいいわけなのですが・・
私、本当は「相手がいる人」じゃなくて、
一緒に愛を育める人と一緒にいたい。
もしあなたが、
そんな風に感じていらっしゃるとしたら・・。
心惹かれてしまう自分を責めたり、 追い込んだりするよりも、
まずは今の自分の気持ちを
丸ごと認めてあげた上で。
まずは、あなたの心の中にある
「セカンドの恋愛」に惹かれる原因を
ちゃんと安全な場所で満たしてあげたり、癒してあげると良いかな?と思いますよ。
自分にも誰かを愛する力がある、という
ちゃんとした自信を育てたり
人に甘えられない、弱音が吐けない
そんながんばり屋さん過ぎるパターンも、 手放していけると良いですよね。
できることは、いろいろあります^^
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とにかく・・・なかなか、こういった相談って お友達に出来ないと思いますからね。
とにかくとにかく、まずは 気持ちを整理するところから始めましょう。
どうぞ、カウンセリングもお使いください。
あなたが本当に欲しい幸せを 手に入れるためのお手伝いが出来たら嬉しいです。
参考になれば幸いです。
父と娘の関係と、恋愛について
こちらで取材協力をさせていただいてます~。
■小学館Menjoy!にてインタビュー
①「父親が嫌いだった女性」の心理と恋愛へ与える影響は?
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オレ様彼氏、怒りっぽい彼、なかなか結婚を決めてくれない彼・・・
「こんな男性に惹かれてしまうシリーズ」はこちら〜
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