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人にいくら誉めてもらっても、ネガティブなセルフイメージを変えられないのは、なぜ?

いつもありがとうございます。
カウンセリングサービス 服部希美です。

人にいくら誉めてもらっても、
ネガティブなセルフイメージを変えられないのは、なぜ?

私たちはみんな
「私とはこういう人」というセルフイメージを持っているわけなのですが・・

私たちがこの世に誕生したころ、
つまり、赤ちゃんのころって

「私って、冷たい赤ちゃんだな」とか
「私って、どんくさい赤ちゃんだな」とか・・・・思っていなかったと思うんですよね。

ということは、
生きていく過程のどこかで思い込んでしまった、ということなのですが。

実はこのプロセス自体は
なかなか、避けては通れないものだったりもします。
生きていると、いろんなことがありますからね~。

心理カウンセラー服部希美

とはいえ。

同じようなタイプだったり、状況を経験したからといって
みんながみんな、同じセルフイメージを持つわけではありませんよね。

同じぐらい、のんびりやさんでも
まったく、気にしてませんよ~という方もいれば
私って本当にドンくさいな・・って自分を責めていらっしゃる方もいる。

また、たとえ一時期
「自分は、こういう人だ」「人と比べて劣っている」
と思い込んでしまったとしても、

その後の日々の生活の中で、自然と見つめなおされ
今の自分に「合う」ものに書き換わっていくことも、実はけっこう多い。

たとえば、小・中学校の成績はあまりよくなくて
「私は、頭が良くない。人より劣っている」って感じてた人が

大学や専門学校、社会において
自分に合う場所で、自分らしく才能を発揮したり
気の合う仲間と、絆を育んでいるうちに

「な~んだ、私って、頭が悪いわけじゃなくて
あの科目が不得意だってことだったんだ!」

とか。

「こんな私でも、役に立てるんだ!」

とか。

自然と、高いセルフイメージに
書き換わっていく、なんてことも多いのです。

また、「行動」や「努力」でも
変わっていけるものもあります。

先ほどの例であげれば・・・
「私は、頭が良くない。人より劣っている」
だけど、死に物狂いで勉強し、難関大学に入学できた!とか。

「私はかわいくない」といった容姿面であれば、
ダイエットをがんばった!とか。
メイクを習った!とか。プチ整形をした、とか。

そういった「努力」や
「目に見える結果」を手に入れることで
「私って、案外いけるかも!」ってセルフイメージが変わる場合も、もちろんあるのですが・・

いくら周りの人から誉めてもらっても・・
「そんなことないよ~」って言われても・・

自分では、とてもそうは思えない!
きっとみんなは、お世辞を言ってくれているんだ!
カウンセラーさんは、お仕事だから誉めてくれるに違いない!

(よく疑われます~。)

そんな風に、自分では変えようがない(と感じる)
「ネガティブセルフイメージ」の場合。
キーは「感情」にあるんです。

実は「ネガティブなセルフイメージ」が
出来上がってしまう理由
も、「セルフイメージを変えていく」プロセスも、ポイントは「感情」。

起きた物事や、あなたが持っているもの
努力や根性という問題よりも・・注目すべきは「感情」なのですよね。

ですからカウンセリングでは
まず、クライアント様の「感情」に注目しながら、
お話をお伺いさせていただき、サポートさせていただくんですね。

さてさて。
あなたは、あなた自身が嫌っているあなたのことを見ていると
どんな気持ちになるでしょうか?

どんな悲しみを飲み込んで、今日まで頑張ってきたのでしょう。

どんな自分になりたくて
なにがしたくて、自分に失望しちゃったのでしょう。

そこには、あなたなりの優しさや、愛情があると思いますよ。

まずは、そんな自分を労ってあげるところからスタートしましょうね^^

なかなか自分では見つけられないという場合はね
人の力も借りてみてくださいね。

参考になれば幸いです。

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