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父がくれたお財布の話

いつもお読みいただき、ありがとうございます。
カウンセリングサービス 心理カウンセラー服部希美です。

今日はですね。
2016年7月26日に、カウンセリングサービスの
心理カウンセラーのコラムに掲載されました記事を
こちらでもご紹介したいと思います。

今日は、ニコ生に出演させていただいたのですが
自分らしく生きていくために、
まず、自分に楽しみを許したというお話をさせていただいたのですよね。

(マリオットホテルのバーに勇気を振り絞って、友達と行ってみた話だったり、
両親が行きたがっていたディズニーに家族みんなで旅行+ディズニーホテルのひとつ「セレブレーションホテル」に泊まる夢がかなって
幸せなお金の使い方ってあるんだなと思えたお話ですね)

ここまで辿り着くまでには、年月もかかっていますし
まだまだ、これからだよねというところもあるのですが・・

心理カウンセラー服部希美
自分の欲しいものを買うのに、抵抗感を感じるとき | 心理カウンセラー服部希美 あなたは、自分が「欲しいな~」って思うものをパッと気軽に買うことが出来る人ですか? それとも、結構、躊躇しちゃう人でしょうか? 「あれあったら便利だよね!」「素敵...
最初はこんな感じでした^^;

それでも、どうして私は、
あれだけのお金を使う罪悪感や、
豊かさを罪悪感があったのにも関わらず

ひとつひとつ、乗り越えていくことができたんだろう?と思った時に、
「ああ、そういえば、お父さんのおかげだったわ」って、この記事のことを思い出したのですねー。

ちょっと懐かしいお話ですが
あのとき、父に叱ってもらったことは大きかったように思います。
両親が私たちを育てるためのお金に苦労してきた姿をみてきましたからね。

のちのちに、この経験は

「そうか。私が豊かになれば、みんなに分けてあげられるんだ。
私が率先して幸せや楽しさを味わって、イイエネルギーで家族を巻き込んでいけばいいんだ!」

そんなことを思った、原点でもあるのかな?なんて感じますよー。

良かったらお読みくださいませ^^

私が高校生2年生ぐらいの頃。
父が、お財布を買ってくれたんですね。

どういう経緯か分からないのですが、
スーパーの買い物について行った私に、急に
「財布を買ってあげるから、選びなさい」って言いだしたんです。

当時の私は、別にお誕生日でもないし、
記念日でもないのに、どうしてなんだろう?って不思議に思いながら
売り場で並んでいたお財布の中から、真ん中ぐらいの値段の、緑色のチェック柄のお財布を選びました。

たぶん、五千円もしなかったと思います。

帰り際に、お父さんに

「いや~、お前の財布の値段よりも、
お父さんの財布に入っているお金のほうが少ないわ(笑)」

ってネタにされたりして、

お金を使わせてしまって申し訳ない気持ちと、
お財布を買ってもらえた嬉しさと、
父の愛情と、きまずさと、ごちゃまぜになって
なんだか、泣きそうな気持ちでお家に帰ったことを覚えているんですよね。

そしてそのお財布は、私の宝物となり。
なんと、私は20代半ばまで、そのお財布を使い続けてたんですよ。

ところどころ、破けていたり黒ずんでいたりで、正直、ボロボロだったのですが、

なんだか、父とのつながりを切っちゃうような気がして、
苦しい家計の中、家を出してくれた申し訳なさもあって
買い替える気になれなかったんです。

とくに当時の私は、両親の反対を押し切って
夢を追いかけて上京生活、真っただ中。

せめて、このお財布を大切に使い続けることが、
私から父に対しての愛情表現なんだ・・そんな風に、勝手に私は思っていたのですが、

ある日、父に叱られたんです。

「もっといい財布を持ちなさい!情けない!」って(笑)

そんなことを言われると思ってもみなかった私は
(しかもけっこうな勢いで叱られたのもあって^^;)
びっくりして、言い返しました。

「このお財布は、お父さんからのプレゼントだったから、
大切にしたかったんだよ!」って。

でも、父は、

「自分が買ってあげたものを大切にしてもらうよりも、
私が、もっともっとステキなお財布を買えるようになって、
”ほら、こんなにステキなお財布を買ったよ!”って、自慢してもらった方がよっぽど嬉しい!
それが、親孝行ってものだ!!!!!」

って私に言ったんです。

当時の私は、なんだか複雑な思いが入り混じり
父の想いを、素直に受け取りきれなかったのですが、

その後、心理学を学んだり、ワークショップに通うようになり、
自分の持っている「娘視点」だけではなく、「親視点」のお話をお聞きするようになり・・・

なるほどなぁって、当時の父の愛が、腑に落ちるようになってきたんです。

父が子供の頃は、戦後のまだまだ物が足りてない時代で、
欲しいものがあっても、手に入れることが出来ない時代だったと聞きます。

だからこそ、自分の子供たちには
なにか買ってあげたい、豊かさを手に入れて欲しい、
恥ずかしい思いをして欲しくない、という願いは強かったんだと思うんですね。

でも、私はずっと、
そんな、大変な思いをして育ててくれた両親に遠慮して、
私だけが、良い思いをしちゃダメだって思っていました。

だから実は、お財布だけではなく、
食べ物も、着るものも、旅行や、趣味など、
とにかく自分にお金をかけることが出来なかったんです。

それはそれで、娘の愛に違いないのだけれど
でも、本当は・・遠慮なく人生を楽しんで、
いっぱいいっぱい、幸せ自慢をして

「私を育ててくれて、ありがとう」
「私はこんなに、豊かに過ごせていますよ~」って、姿でみせてあげるとこが、
一番の親孝行なのかもしれないなって、思ったんですよね。

そこからの私は、
すこ~しづつですが、自分のためにお金を使えるようになっていったんです。

それに伴い、父との関係も良好になっていきました。

・・・実は今年のお正月に、財布を買い替えたのですが、
父も一緒に選んでくれたんですね。

そのときに「そういえばこんなこともあったなぁ」って思い出して
胸が温かくなったので、コラムでご紹介しようかなって思いました。

もしみなさんの中にも、「親孝行したい」という思いがあって、
それが「遠慮」という形で表現されているとしたら・・・

もしかすると、遠慮を手放して、あなたが幸せ自慢話をしてあげたほうが、
あなたの大切な人を喜ばせるかもしれませんよ?^^

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

心理カウンセラー服部希美
『恩送り』という与え方〜罪滅ぼしを超えて〜 | 心理カウンセラー服部希美 いつもありがとうございます。カウンセリングサービス 服部希美です。 先日、『父がくれたお財布の話』という記事を、カウンセラーのコラムに投稿しました~。 父との思い...
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