いつもありがとうございます。
カウンセリングダービス 服部希美です。
今日も暑いですねー・・
みなさま、いかがお過ごしでしょうか?
服部はですね、明日の母校のカウンセラー養成スクールの講座の準備の真っ最中。
講座のテーマである「ストレスケア」について
いろいろまとめておりますよー。
カウンセラーがストレスについてどう考えるのか?
心理学的に「ストレス」とはなんぞや?みたいなちょっと専門的なお話になってしまうのですが
あたらめて、カウンセリングの土台だなぁと感じながら準備を進めておりますよ。
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さてさて。
ストレスケア、というと
みなさんどんなイメージを持たれるのでしょう・・?
ストレスケアとか言ってないで
人生うまく行かせる方法を教えてくれよ!とか
彼を振り向かせる方法を知りたいだけなんです!
自分の心のことなんて、関係ないんです!
みたいなことを感じる方もね、
少なくないのかな?と感じています。
まぁ、私がそうでしたからお気持ちは痛いほどわかる・・。
「休むって何?意味あるの?」
「ストレスなんて言ってられないでしょ。頑張り方を教えてください!」
「自分の心よりも、あの人の心をどうにかしなきゃ」みたいなこと、ずーっっと感じてきましたからね。
・・・その結果、ストレスを溜め込みすぎ限界を迎え
体や恋愛をぶっ壊してしまった経験があるわけなのですけどね^^;
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現にね「心がくたびれちゃって」と、直接的にカウンセリングを受けに来られる方は少なめです。
恋愛や仕事がうまくいっていない、とか
やりたいことがあるんだけれど、気持ちがあがらない、とか
そういううまく行かない現実に対して取り組みたい、というご相談が多いわけです。
そんなときに、現状で打てる手を打ちつつも(ここも大事ですね)
「自分の心を整えたり、安心感や余裕を作るところからスタートするといいかもしれませんね」とお伝えするにはね、意味があるわけです。
自分の経験も踏まえて。
その理由の一つとしては「自分の心に余裕がない状態だと、視野が狭くなる」ということ。
たとえばあなたがフルマラソンを走り切った後、
間髪入れずに、もう一回フルマラソンを走るとしたらどうでしょう?
2週目って、もう、必死だと思うのですね。
いくらフルマラソンを走り切る体力をお持ちだとはいえ
疲労が溜まった状態で、さらに走り続けるということは、とても辛いわけです。
私たちは、心に余裕がない時にはイライラしてしまったり
「とにかく早く結論が欲しい」と解決を焦ってしまいがち。機を待てないんです。
そして私たちは心が疲れてくると
どうしても「悲観的に物事を見がち」であったり、被害者意識を感じやすくなったりします。
この被害者意識、というのは、心理的には加害者意識と同じで
「私のせい・あの人のせい」という「出口のない世界」に行きがちなんですね^^;
そうすると糸口さえ見えなくなってしまうし
わかっているけれど、気持ちがついていかないというループにはまり込んでしまいがち、なんです。
そしてねー、これもけっこう大事なこと。
心の余裕のなさって、伝染するんです。
皆さんにも経験ありませんか?
不安になっている人の近くにいたとき、なぜか自分まで不安になっちゃう。
大丈夫かな、大丈夫かな、って言っているのを聞いているうちに、自分まで不安になっちゃう、みたいな。
反面、余裕があってゆったりしている人や
楽しそうな人と話していると、心が軽くなったり前向きな気持ちになる。
誰が悪い、ということではないのですけどね(ここポイント!)
自分の心に余裕を作るって、思う以上に、大事だったりするわけですねー。
また、ストレスを作り出してしまう理由、というのは
ひとそれぞれだと思うのですが「自分の心の反応の仕方」がキーになることも多いです。
たとえば、あなたが「私は愛されない」という「反応のタネ」を持っていらっしゃったとしたら
お友達や彼と一緒に遊んでいる時に、とってもストレスを感じやすくなってしまうと思うのです。
いつでも危険信号が点滅している状態。
いつ、嫌われるか分からないからお利口にしておこう。
みんなに合わせて、笑っておかなきゃ。
いい彼女、いい友達、いい人、いい社員でいるから愛されるんだ。
そうして、ひとりになってホッとする。
本当の自分なんて、わかってくれる人なんていないよね。
そのくせ、見捨てられそうになると縋りたくなる・・みたいな。
そして、相談する相手をちょっと間違え、ビシッとやられちゃう・・みたいな(はい、過去の私です!)
こういうパターンがあるとするならば、日々に感じている不安は計り知れないものでしょうし
深い仲のお友達ができにくかったり、彼と仲が深まってくると距離を取りたくなってしまったりしますね。
この根っこの「思い込み」は、頭ではわかっているけれど・・という部分であり、
その理由がかならずあったりします。そのパターンで心を守っていたりする。
心に「大丈夫」とか「安心・安全」がなかったりするわけです。
ですから、たまってしまった悲しみを癒しながら、
ストレスを作っている根本に、カウンセラーと一緒にアプローチしていくわけですね。
焦らず、コツコツ。
どうしてもね、焦っちゃいますけどね〜^^
頑張り屋さんの人ほど、燃え尽きるまで
自分で壊してしまうまで、ひとりでストレスを抱え込んでしまうことが多いみたいです。
優しくて真面目な方に多いんですよ。
まずは、安全な場所で話してみること。
自分のことを受け止めてもらうことからスタートしてみるといいのかな?と私は思います。
「ストレス」の大元には「本当はこうやって生きたい!」という、本当に欲しい生き方も眠っていたりしますからね。
自分のことがほとほと嫌いになっていたり、
から回ってばかりでうまくいっていないときには、
まずは自分を助けてあげることから。
心の余裕、そして、あなたの自己価値が戻ってくれば
できることはたくさんありますからね。
状況はケースバイケースですし
「あなたが自分のことを話す」ということに、とっても意味がありますからね^^
良かったらカウンセリングもご活用くださいませー。
毎日を頑張るあなたの、参考になれば幸いです。
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