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物理的距離を超えることができる世の中だからこそ、寂しさを感じやすいのかもしれない

いつもありがとうございます。
カウンセリングサービス 心理カウンセラー服部希美です。

先日、姪っ子ちゃんのお誕生日会にお誘いいただき、参加してまいりました。

ご時世的に集まるのは厳しいということで、オンライン開催でしたが
LINEのビデオ通話をつなげて、みんなで「ハッピーバースデー」の歌を歌い、ケーキ(各々、自分で用意)を食べました^^

背景を変えてみたり、エフェクトをかけてみたり
美味しそうなケーキを頬張りながら、楽しそうにはしゃいでいる姿を見て、ほっこり〜。

通話画面をテレビに映し、それをビデオカメラで録画する、とか(笑)
いろいろ試行錯誤するのも楽しくて、機械音痴な大人も大満足のお誕生日会となりました。

いやー、画面越しとはいえ、みんなの顔が見れて嬉しかった!
本当に、いい思い出になりましたよ。

ちなみに20代、私が東京に住んでいた頃って
片道3時間以上かけて帰らないと、実家に住んでいる家族の顔を見ることができなかったのですよねー。

「よし、実家に帰るぞ」と
数週間前から心の準備や、仕事の調整をし、1日がかりで帰郷する。
そんな状況を10年ほど過ごしておりました。

もちろん、様子が気になるなら電話をかけたらよかったのでしょうが
声だけ聞く、というのも・・・なんか、余計に寂しくて。

実家に帰るとき以外は、ほとんど家族と連絡を取り合わない。
そんな状態だったのですよね^^;

だから、なのでしょうか。

オンライン面談もそうなのですが
物理的距離を超えて、大切な人と会うことができる
この時代って本当にすごいなぁ・・と、恩恵を感じてしまうのですよね。

もちろん、直接会えるに越したことはないのですが
オンラインも上手に活用して、大切な人との絆を築いていけたらいいですよね。

さて。

反面、物理的距離を超えることができる時代だからこそ
寂しさを感じやすいという面もあるのかな?と思うのです。

たとえば・・

「つながろうと思えば、つながれるのに
私には、つながりたいと思う人がいない」

世界中で、たったのひとりぼっちの感覚や
置いてけぼりになってしまったような寂しさを感じてしまうかもしれません。

さて、こういうときにはね、

「誰か私と、つながってくれないかな」と待つよりも
「私が少しでも”いいな””好きだな”と思えるものに、つながりにいくこと」が大切だったりします。

人に興味が持てないな・・と思うときには
アイドルでも、漫画でも、音楽でも、温泉でも、公園でも、お菓子作りでもなんでも構いません。

「いいな」「好きだな」と思うことに、
すこし「時間や労力をかけて」みてください。

私たちの心は「なにかをしてもらったこと」ももちろん嬉しいのですが
「自分が愛を注いだり、労力や時間をかけたもの」に愛情を感じるといわれています。

CDを買ったり、イベントに行ったり、なにかつくったり
単行本を集めたり、現地に出向いたり、情報を調べたり、ガイドブックを買ったり・・
なんでもOKですよ。ちょっとエネルギーを注いでみてくださいね。

・・・ちなみに、
有名な童話、星の王子さまの「バラ」と「キツネ」がでてくる箇所、
「絆を結ぶ」お話でも言われていますよね。

「きみにとってあのバラが特別になったのは、
きみが、バラのために時間を費やしたからだよ」

(詳しくは読んでみてくださいね♪)

相手はどう感じるのかはわからないけれど
自分にとって「ああ、あの人に会いたいなぁ」と思える人がいるということは、とても幸せなことなのかもしれませんね^^

とても、そんな気力が湧かない・・
こんなときには「いい人・いい子」のパターンがあったり
感情を抑え込む癖や「やらなければならない」ことばかりに、がんじがらめになっているかもしれません。

人に気を使いすぎてしまう、そんな方もいらっしゃるかもしれませんね。

よかったら、カウンセリングもお気軽にご活用くださいね。

参考になれば幸いです。


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