いつもありがとうございます。
カウンセリングサービス、服部希美です。
今日は、好きを仕事にする心理学にもつうじる
「幸福感」について、ちょこっと書いてみたいと思います。
あなたはどんなときに、
幸せだなぁと感じますか?
あなたにとって、幸せってなんでしょう?
お金がたくさんあること?
いい結婚をすること?
大きなお家に住むこと?
名誉ある地位につくこと?
パートナーがいること?
人から称賛されること?
人の笑顔が見られること?
カンタンな問いのようで
なかなか答えが出ないといいますか、
ひとそれぞれ違って当たり前、なのかなと思うのです。
正解・不正解って、なかったりしますね。
とはいえ、です。
「人それぞれ違うから、自分で探してね!」
それだけではね、あまりにあまりなので
(それで分かるなら、悩まないですよね^^;)
今日は、ちょっと変わった方向から。
とある心理学では、
「人が幸福を感じる状況には、
こういう要素が含まれているよー」
なんて、言われているものがあるんですね。
その中の大きな一つが
「自分で選んだ感(自発的行動、といいます)」なんですよ。
ようするに・・
「〜させられる」ではなく「〜している」と感じる行動のことですね。
これが日々の中に、適度にあると
私たちは自分のことも肯定できるし
幸福感を感じやすい、といわれているのです。
たとえば、ですけどね。
自分から「勉強したい!」と思うことには頑張れるし
勉強したいと思えた自分を好きになれたり、
ほんのちょこっと勉強しただけでも、満足したりするのですが、
「勉強しなさい!」と人から言われると、途端にやる気がなくなる・・とか^^;
自分が気が向いて料理をするのは、気分がいいけれど
「女なんだから、料理をして当たり前でしょう」とか
「料理ぐらいできなきゃだめでしょう」と言われて
しぶしぶやっているときには、まったくモチベーションが上がらない・・とか^^;
みなさん、ご経験ありませんか??
・・・・・・。
まーー、なにごとにしても。
「させられ感」って、あんまりいい気持ちにならないですよね!
やる気エネルギーも、あまり出てこなくなっちゃうといいますか。
もちろんね。
人からアドバイスをもらうのも、大切だったりします。
やらなきゃいけないお仕事だって、あると思います。
決められた目標値に向かって結果を出す努力。
求められて当然のことだったりしますね。
でもね、そういうのもね
できる限りの範囲でね、
「やらさせる」→「私がやると選択する」と、
自分に持ってこれるよう「変換」をしたほうが
結果、めちゃくちゃ楽になるのですよー。
たとえばですが。
朝活って流行りましたよね。
なんで好き好んで、
必要もないのに朝早くに起きるんだろう?って
お寝坊さんの私は、ずーっと疑問だったのですけどね。
「仕事の開始時間に合わせて、起こされる」のではなくて
「自分で決めた時間に、起きる」という、
自分で選んだ感や、
自分をコントロールできている感が
いい気分にさせてくれる、みたいなんですよね。
たしかに、そう考えてみると。
時間に追われて起きる、というよりも
この時間に起きて、こんなことしよう!と
楽しみを持って起きれたら、意味合いは変わってきそうですよねー。
たとえば、あなたが今のお仕事で
もう、気が滅入っちゃったよーーーという場合でも、
すぐに転職!というわけにはいかないと思うのです^^;
とりあえず、やりたいことじゃないけれど、
経験を積み重ねないといけない
そういう場合も、じれったいですよね。
そういうときにね、たとえば
朝には必ず、
ホットコーヒーを一杯飲む、とか。
カーテンを必ず開ける、とか。
お仕事の、この部分は
ちょっと丁寧に取り組んでみる、と決める、とか。
自分なりの「その仕事に取り組む意味」を考えてみる、とか。
そういった、超!些細な
「自発的な行動」を日常に取り入れてみることで
心持ちを変えていくきっかけにしたり
自信を積み重ねていくことも、可能だったりするんですよ^^
ポイントは「できる限りハードルを低くすること」と
「途中でできなくなってもいいので、気が向いたらもう再開する」こと!
真面目で頑張り屋さんほど
「そうか、自分で選択する、を頑張らなければいけないのか・・」と
「させられている感」に迷い込みやすかったり、
ハードルを上げすぎて、走り出せなくなっちゃったりしますからね。
(経験済みです・・)
ちょっとしたゲーム感覚で!
お試しいただけたらと思いますよー!
とはいえ、ね。
ひとりでは、どうにも
モチベーションが上がりません・・・
そんなときもあると思います。
こういうのって、自転車の漕ぎ始めと同じで、
最初が一番、力や勢いが必要だったりしますからね。
(よいしょーー、みたいなね)
よかったら、カウンセリングもご活用くださいね。
毎日を頑張るあなたの
参考になれば幸いです。