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それぞれの「正義」の話〜立場が変われば、見える世界も変わる〜

いつもお読みいただき、ありがとうございます。
カウンセリングサービス 服部希美です。

さてさて、今日の記事の入りは、
私自身のお話から始めたいと思います。

私は、子どもの頃
アニメやマンガが好きな子供だったのですけどね

そういった「物語」を読むとき、
主人公視点だけではなく、脇役視点や
俯瞰してみる ということを無意識にやっていたみたいなんですよね。

たとえば、ヒーローもの。

普通、ヒーローが主人公の作品って
ヒーローに自分を投影したり、感情移入して見ると思うのですよね。

でも、なぜだか私は
ヒーロー側の気持ちも分かるけど、、
やられちゃうばかりの悪役側の気持ちって、どんなだろうかな〜とか。

物語としては描かれてはいないけれど、
アジトに負けて帰った悪役は、どんなふうに過ごしているのだろうか・・とか。

どんな気持ちで、あの悪役はこのセリフを言ったんだろう・・とか

このシーン、悪役側からみたら、どういうふうにみえるんだろう?とか。

とくに「どっちの味方」と感情移入をしている訳ではなかったんですけどね

もし、悪のヒーローを主人公にお話を書いたら、
正義のヒーローは「悪」になっちゃうんだろうなぁ。

みんなに嫌われて
仲間をどんどん倒されていく、悪役側の方が切ないんじゃ・・。
そんなことをね、よく妄想していたんです。

いまはけっこう、そういうスピンオフ作品ってありますけどね
私が子供の頃って、あんまりそういう作品ってなかったんですよね〜。

・・・・今から考えると、
ちょっと不思議な子だったのかもしれませんが^^;

同じ現実を生きていても・・
視点(人)が変われば、まったく違うストーリーにみえるんだろうな・・。
それはいったい、どんなストーリーなんだろうか。

そういうことに、なぜか興味があって。
最終的に、お芝居の道に迷い込んだ、という経緯があるのですが

自己分析としては、
折り合いの悪かった「両親」VS「祖父母」の間や、「父」VS「母」の間に挟まれて、
「どっちの気持ちもわかる。けど、どうしたらいいか分からない」という環境で育ってきた
この経験が、この視点を育ててくれたのかな?と思うのですよね。

よく「お芝居をやっていたから、そういう視点が身についたんでしょ?」と言われたりするのですが
逆輸入?なのですよ。

でね、この感覚は、
意外とカウンセリングというお仕事でも活かされていたりするんですよね。

たとえば「立場を変えて、ものごとを見直してみる」ということを
心理セラピーでもご提案させていただいてたりもするんです。

たとえば、パートナーと喧嘩ばかりしている。
ぜんぜん自分の気持ちが伝わらなくて、イライラする、としましょう。

椅子に座っていただいて、向かいに彼が座っているとイメージをして、
まず、いいたいことを全部伝えてもらうわけです。

全部、伝えて良いよって。

で、そのあとに
彼が座っていた椅子に、今度は「彼」になりきって座ってもらって
彼女(さっきの自分)に、同じことを言われていると感じてもらうのですね。

そして、彼女に対して、何がいいたいか?
彼女をみてどう感じるか?話してもらう。

これを、何回も繰り返していくんです。

「彼女はこういっていますが、あなたはどう思いますか?」
「彼女をみて、何を感じますか?」

そうやって立場を変えて、自分を見た時に

「・・・・もしかしたら、彼からは、こうやって見えていたのかな」
「彼は、こんな感情を、自分といる時に感じていたのかもしれない」

いままで気づかなかったことに、気づくことができたりするのですね。

もちろん、想像上ではあるのですけどね
「視点を変えてみる」「相手の立場になってみる」ということが
こんがらがった関係を修復するキーになることって、すごく多いのです。

私たちが問題に捉われている時って
どうしても視野が狭くなっちゃってたりします。

まぁ、心に余裕がなくなっているので、仕方がないことなんですけどもね^^

お相手さんにも、同じことが起きてたりもしますしね。

だからこそ、問題を解決したいなーと思った時に
「立場をチェンジして、感じてみる」って、とても有効だったりするのですね。

***

ということで〜
今日のエクササイズです。

あなたのことを、大切に思ってくれた人。
大事に扱ってくれた人は誰でしょうか?

その人の立場になって、いまの自分を見てみましょう。

どんなふうにみえますか?
どんな言葉をかけてあげたいでしょうか?

あなたのことを愛している人の視点で見てみる。
これは、自己価値を回復していくのにとても大切な視点だったりしますからね〜
迷ったとき、不安なとき、思い出してやってみてくださいませ^^

参考になれば幸いです。

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